本日もお越しいただきありがとうございます。
ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。
今回のお話は
「初心者~上級者までおすすめのウイスキーの飲み方」
について
ウイスキーには様々な飲み方があります。
ウイスキーの主な飲み方だけでも……
- ストレート
- トワイスアップ
- オン・ザ・ロック
- ハイボール
- 水割り
- お湯割り
の6種類もあります。
その他にもハーフロックやウイスキーミスト、ウイスキーフロートなどなど……
そして、飲み方ごとにまた違った顔を見せてくれることがウイスキーの特徴でもあります。
つまり、飲み方次第で無限の楽しみ方ができるのです!!
飲み方別の特徴がわかるとよりウイスキーが楽しくなると思います!!
そこで初心者~上級者まで参考になるウイスキーのおすすめの飲み方についてまとめてみました。
皆様の日々の晩酌を楽しくさせる記事となったらうれしいです。
今回の記事でわかること……
- ウイスキーの飲み方別の特徴
- 初心者におすすめの飲み方
- 上級者におすすめの飲み方
- ウイスキーの飲み方・応用編
ウイスキーの飲み方・基本編
ウイスキーには様々な飲み方があります。
炭酸で割ったり、そのまま飲んだり、お湯で割ったり……
その中で、基本となるウイスキーの飲み方は最初に書いたように6つ!
今回は、他にもメジャーな飲み方として9種類紹介します。
- ストレート
- トワイスアップ
- オン・ザ・ロック
・ウイスキーミスト
・ハーフロック - ハイボール
- 水割り
・ウイスキーフロート - お湯割り
※ウイスキーミスト、ウイスキーフロート、ハーフロックに関しては別の飲み方として考えられる場合もあります。
そしてこの9つは単に割り方が違うだけではなく、それぞれ味の特徴も変わってきます。
まずはその違いから解説していこうと思います。
飲み方で味が変わる!?
ウイスキーは飲み方によって香り・味わいが変化します。
銘柄ごとに変化の仕方に違いはあるものの、僕の感性で分布図を作ってみました。
あくまでも僕の感覚でつけた分布図なので、人によって違いはあるでしょう。
ただ主にこのような分布図になるかなと思います。
冷やすと飲みやすいが……
基本的にウイスキーは冷えるとアルコールの刺激が感じにくくなるので、飲みやすくなります。
ただその分、香りが弱くなってしまう傾向があります。
特に氷で冷やすロックスタイルはウイスキーの香りが感じにくくなってしまいます。
初心者向きはハイボール・水割り
ウイスキー初心者の方が思うウイスキーのネックはアルコール度数だと思います。
高いアルコール度数がウイスキーを躊躇してしまう要因ではないでしょうか??
ハイボールや水割りならアルコール度数を下げることができ、ウイスキーになれていない方でも飲みやすくなります。
アルコール度数は、だいたいビールやチューハイなどと同じぐらいなので、食中酒としても親しみやすいです。
始めから無理してストレートを飲んでしまうとかえってウイスキーの味わいを楽しめず、苦手意識を持ってしまうかもしれません。
はじめは水割りかハイボールでウイスキーを楽しむところから入ると、いつの間にかストレートでも楽しめるようになっているかもしれないです。
ハイボールで飲んではいけないウイスキーなんてありません。
嗜好品なので、自由に楽しむのが一番です。
1:1で割って慣れよう
トワイスアップやハーフロックは、ウイスキーと同量の水を足した飲み方です。
日本ではあまりなじみがなくウイスキー通がよくやる飲み方ですが、実はウイスキーに慣れたい方に特におすすめ!
- トワイスアップ=ストレートに同量の水、
- ハーフロック=同量の水で割ったロック
といった感じ!!
同量の水で割ることで、アルコール度数は大体ワインや清酒と同じぐらいになります。
トワイスアップやハーフロックはよりストレートやロックに近い香り・味わいが楽しめつつ、アルコールの厚みが程よい程度なことが魅力。
ハイボールや水割りよりもっとウイスキーを味わいたい、でもストレートやロックはまだ飲める自信がないって方におすすめです!
ストレートやロックをちびちびする前にトワイスアップやハーフロックを嗜むのもありかもしれませんね!
慣れたら次はストレート、ロック!
ウイスキーのアルコール度数に慣れたら、ストレートでもウイスキーの香りを存分に楽しむことができると思います。
ウイスキーは40%~46%にアルコール度数を調節、原酒をブレンドしている銘柄が多いです。
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ストレートやロックでウイスキー本来の香り・味を、その蒸留所やブランドのストーリーとともに楽しむのも面白いと思います。
アルコール度数が高くてウイスキーのストレートやロックは怖い・お酒に強い人しか飲めない飲み方という意見を聞きます。
ただ僕はお酒に弱い方こそウイスキーのストレートやロックが向いていると思います。
なぜなら、ストレートやロックはゆっくり嗜むことができるからです。
一気に飲むと確実にむせますし、体に悪いです。
ゆっくり時間をかけて飲むと、お酒が弱い方もウイスキーが楽しめると思います!
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ウイスキーの飲み方、それぞれの特徴
前記したようにウイスキーには様々な飲み方があります。
基本の飲み方だけでも6つ。
それ以外の飲み方も含めていくと無限にあります。
ウイスキーフロート、ウイスキーミストなどなど……
ただ、ウイスキーの飲み方にはそれぞれに特徴があり、その特徴を理解するとよりウイスキーが楽しむなると思います。
そこでそれぞれの特徴について紹介していきます。
本質を楽しむストレート
飲みやすさ | [star-list number=1.5]1.5 |
---|---|
香り | [star-list number=4]4 |
おすすめ度 | [star-list number=4]4 |
ストレートは、海外では基本ニートとも呼ばれています。
ストレートの特徴は、ウイスキー本来の味をダイレクトに楽しめることです。
何も加えず・何も変えていないウイスキーの香り・味わいだからこそ、作り手の特徴がわかりやすいと思います
蒸留所やそのブランドのストーリー・情景を想像したり、作り手の思いを感じながらウイスキーを傾けるのも楽しいと思います。
ウイスキーストレートを飲むとき注目したいポイントはテイスティンググラスとチェイサーです。
ウイスキーのストレートはなるべくテイスティンググラスを使用した方がいいです!
なぜならウイスキーの特徴がとらえやすいから。
テイスティンググラスは基本香りが感じやすいように作られています。
そのため、香りをより鮮明にキャッチすることができ、ウイスキーの魅力を存分に楽しめると思います。
ぜひストレートで飲むときはテイスティンググラスにこだわってみてください!
またチェイサーに凝ることもおすすめ!
チェイサーというと水のイメージが強いですが、麦茶や緑茶などもおすすめです!
魅力を楽しむトワイスアップ
飲みやすさ | [star-list number=2.5]2.5 |
---|---|
香り | [star-list number=5]5 |
おすすめ度 | [star-list number=5]5 |
トワイスアップは、ウイスキーと常温の水を1:1で割る飲み方です。
アルコール度数を下げ飲みやすくしつつ、香りや味わいをとらえやすくしていることが特徴。
ウイスキーはアルコール度数を落とすことで、ストレートでは感じることのなかった香り・味わいが現れてくることがあります。
そういったウイスキーの魅力を余すことなく楽しめることがトワイスアップの魅力です。
作り方は、氷を入れていないテイスティンググラスにウイスキーと同量の水を入れるだけ!
基本は、同量の水とウイスキーは1:1ですが、自分で割る比率を変えるのもあり。
アルコールの強さを変えることができるので、ストレートが飲めるようになりたい初心者には特におすすめです!!
ぜひトワイスアップでウイスキーの深みを楽しんじゃいましょう!
変化が楽しめるオン・ザ・ロック
飲みやすさ | [star-list number=2.5]2.5 |
---|---|
香り | [star-list number=1.5]1.5 |
おすすめ度 | [star-list number=4]4 |
オン・ザ・ロックは通称「ロック」といわれる飲み方。
大きめの氷を入れたグラスにウイスキーを注いで楽しむ飲み方です。
オン・ザ・ロックの特徴は、氷が解けることの変化。
アルコールの刺激は冷えるほど感じにくくなります。
また氷が解けていくとどんどん度数が下がるので、よりアルコール感は感じにくく飲みやすくなっていきます。
ただ、冷えるとどうしてもウイスキーの特徴である香りが抑えられてしまうことがデメリット。
時間をかけるほど変化していくウイスキーの香り・味こそオン・ザ・ロックの魅力だと思います。
香りと炭酸を楽しむハイボール
飲みやすさ | [star-list number=5]5 |
---|---|
香り | [star-list number=5]5 |
おすすめ度 | [star-list number=5]5 |
昨今のウイスキーブームの火付け役にもなったハイボール。
今や居酒屋やレストランなどでハイボールがないお店の方が少ないぐらいだと思います。
ウイスキーを炭酸やソーダで割った飲み方で、海外では「ウイスキー&ソーダ」で親しまれています。
ハイボールは、度数が低く大体ビールと同じか少し高いぐらいです。
炭酸のシュワシュワ感も相まって、お食事と合いやすく食中酒に向いています。
今ハイボールで楽しむ人が増えている一方で、合う銘柄や正しい作り方など気になるポイントは多いのではないでしょうか?
詳しい作り方、合う銘柄など詳しくは過去記事でまとめました!
優しさを楽しむ水割り
飲みやすさ | [star-list number=4]4 |
---|---|
香り | [star-list number=2]2 |
おすすめ度 | [star-list number=3.5]3.5 |
ウイスキーの水割りは、氷を入れたタンブラーグラスでウイスキーを水で割る飲み方です。
焼酎の水割り文化がある日本ならではの飲み方かなと思います。
海外の場合、水で割る飲み方は氷を入れないトワイスアップかウイスキーと水1:1で割るハーフロックが一般的です。
日本でよく飲む水割りのように、ウイスキー:水=1:2~3で割ることはあまりありません。
水割りは、多めの水で割ることでかなりアルコール感がマイルドになり、優しく飲みやすい味わいが特徴。
作り方は氷を入れたグラスにウイスキーを注いで、水で割るだけで簡単です。
ただ、工夫次第でいくらでもおいしくなるのが水割りの不思議なところ!
プロのバーテンターが作るような水割りが家で楽しめる方法もあります!
その方法が気になる方は下のボタンをクリックしてください!!
癒しの一杯 お湯割り
飲みやすさ | [star-list number=3.5]3.5 |
---|---|
香り | [star-list number=4]4 |
おすすめ度 | [star-list number=3.5]3.5 |
ウイスキーをお湯で割り、温めて楽しむ飲み方。ホットウイスキーということもあります。
ウイスキーを温めて飲むと冷やして飲むより香りと甘みが広がりやすく、また違った味わいが楽しめます!
特にリラックスできるような優しい味わいになる銘柄が多く、寒い時期の晩酌にはぴったりです。
ホットウイスキーを作るとき最も注意したいポイントは温度!
温度が高すぎるとアルコールの刺激臭が強く感じてしまい、お湯割りが楽しめません。
反対にぬるいとお湯割りの良さがありません。
大体80℃のお湯がベスト!
人間がおいしいと感じるあたたかい温度帯は76~61℃だそうです。
80℃のお湯でウイスキーと割ると大体76℃ぐらいとなり、おいしい温度で味わうことができます!
ウイスキーフロート
飲みやすさ | [star-list number=3]3 |
---|---|
香り | [star-list number=4]4 |
おすすめ度 | [star-list number=2]2 |
ウイスキーは水よりも比重が軽く、その比重差によって層を作る飲み方がウイスキーフロートです。
水を入れたグラスにゆっくりとウイスキーを注ぐとウイスキーフロートができます。
透明な水の部分と琥珀色のウイスキー部分でグラデーションが生まれ、なんとも「映え」な一杯となるのがウイスキーフロート。
ウイスキーフロートは、上の層はほとんどウイスキーストレートと変わらない状態ながら下に水があります。
香りの良さがありつつ、酔いが回りにくいことが魅力。
ただ、シンプルな作り方の割にコツや道具が必要なことと作るのがめんどくさいことから上級者向きの飲み方だと思います。
通常は氷を入れたタンブラーグラスで行うことが多いですが、ワイングラスで氷なしでウイスキーフロートにするのもおすすめ!
その理由は3つあります。
- より映える!
- より香りがいい!
- より口当たりがいい!
ワイングラスでウイスキーフロートを作ると氷入りのタンブラーグラスよりグラデーションがわかりやすいです。
なので、より「映え」なウイスキーフロートが楽しめると思います。
さらにワイングラスなので香りが感じやすく、ストレートやトワイスアップの時とそん色ないぐらいの香りを楽しむことができます!!
また口当たりもマイルドで、通常のウイスキーフロートより鮮明にウイスキーを楽しむことができるかなと思います。
ウイスキーミスト
飲みやすさ | [star-list number=4]4 |
---|---|
香り | [star-list number=2]2 |
おすすめ度 | [star-list number=1]1 |
クラッシュアイスで作るロックスタイルの飲み方がウイスキーミスト。
グラスとウイスキーがキンキンに冷えて、ミストがかかったような状態になることからこのように呼ばれているのだとか……。
作り方もロックとほとんど変わらず、クラッシュアイスにウイスキーを注ぐだけですが、味わい・香りは全然変わってきます。
クラッシュアイスで作る方が早く冷えやすく、氷も溶けやすいです。
なので飲み始めからアルコール度数が抑えられてロックよりも口当たりが優しいことが特徴。
見た目に清涼感があり、カクテルのように写真映えすることも魅力!
ただなかなかおうちでクラッシュアイスで作ることが難しい上に、ウイスキーミスト自体あまり知名度のある飲み方ではないので出会う機会は少ないと思います。
ハーフロック
飲みやすさ | [star-list number=3]3 |
---|---|
香り | [star-list number=3]3 |
おすすめ度 | [star-list number=3]3 |
ハーフロックは、オン・ザ・ロックにしたウイスキーに同量の水を入れる飲み方。
トワイスアップやオン・ザ・ロックよりもアルコール度数が抑えられて、刺激も穏やかになります。
対して水割りよりウイスキーの香りが感じやすく、厚みがあることも特徴。
ハーフロックはあまり聞きなれないウイスキー通な上級者の飲み方ですが、少しクセのあるバーボンやスコッチが飲みやすくなる傾向があります。
個性的なウイスキーに慣れたい方、ストレートやロックで飲めるようになりたい方にもおすすめです。
ウイスキーの飲み方・応用編
上で紹介したウイスキーの飲み方のほかに僕がおすすめしたい飲み方・応用編をご紹介していこうと思います!!
常温とは違う!【冷凍ウイスキー】
飲みやすさ | [star-list number=3] |
---|---|
香り | [star-list number=1.5] |
おすすめ度 | [star-list number=3.5] |
冷凍ウイスキーは、冷凍庫でキンキンにウイスキーを冷やしておく飲み方です。
ウイスキーの香りは抑えられてしまいますが、冷えていることによりアルコール感は感じにくくなり、トロっとしたまろやかな舌触りを楽しむことができます。
あくまでも僕の感覚ですが、通常のウイスキーストレートと分布図で比べてみると……
通常のストレートより飲みやすい一方で、香りが弱くなってしまいます。
また冷凍ウイスキーに適している銘柄、適していない銘柄など注意点があります。
\冷凍ウイスキーの注意点とは?/
【超低温ハイボール】
飲みやすさ | [star-list number=5]5 |
---|---|
香り | [star-list number=4]4 |
おすすめ度 | [star-list number=5]5 |
冷凍ウイスキーを使い、キンキンに冷やしたグラスと炭酸で割った超低温ハイボール
通常のハイボールよりすっきりとしていてキンキンに冷えた温度を楽しむことができます。
また冷凍ハイボールほど香りの変化は少なく、ほぼ混ぜなくてもおいしいハイボールが作れるのでおすすめ!!
ぜひお試しください!!
簡単においしい水割り!【前割】
飲みやすさ | [star-list number=5]5 |
---|---|
香り | [star-list number=3]3 |
おすすめ度 | [star-list number=5]5 |
水割りは意外とテクニックがいる飲み方。
お店で飲むようなおいしい水割りを作ろうと思うとプロのテクニックが必要だったりします。
ただ、おうちで同等レベルのおいしい水割りを作る方法があります。
それが前割りです。
ウイスキーと水を前もって割っておく方法で、ミネラルウォーターなどのペットボトルで行うと楽!
ぜひおうちで前割りを試してみてください!!
\おうちで前割りのポイントとは?/
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか??
ウイスキーの飲み方は様々ありますが、ぜひ自分に合った飲み方を見つけていただければと思います。
そんな手助けができる記事となったらうれしいです。
それではよいウイスキーライフを!!
また次回もよろしくお願いいたします!!
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