本日もお越し頂きありがとうございます。
ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。
今回は「ワイルドターキー 8年 Wild Turkey 8 years old」のテイスティングレビューです!!
『ワイルドターキー 8年』について
ケンタッキー州ローレンスバーグ郊外のケンタッキー・ヒルという丘の上にある蒸留所「ワイルドターキー」
世界的に有名なバーボンウイスキーのブランドの一つです!
ワイルドターキーの名前の由来は、蒸留所のオーナー“トーマス・マッカーシー”が、趣味の七面鳥狩りに出かけた時の話が由来となっているそう。
トーマスは、蒸留所の貯蔵庫から一本のバーボンを持参し、仲間たちに振舞ったそうです。
そしたら、仲間の一人がそのバーボンを「ワイルドターキー」と呼び始めました。
その呼び名に気に入ったトーマスが、以降ブランド名を「ワイルドターキー」としたそうです。
60年変わることのない自家培養の酵母に、
原料の香味を残す低い度数での蒸留。
熟成に使う樽は、特に強く内側を焦がした(アリゲーターチャー)樽を使用し、
バーボンの中でも、こだわりのハイプルーフでボトリングされている一本。
スタンダードボトルの8年でも50.5%のアルコール度数があります。
こだわりの製法を変わらず、妥協せず作り続けている正真正銘のバーボンウイスキー「ワイルドターキー」。
ワイルドターキー蒸留所について詳しくはこちら
世界各国で愛されているこの銘柄を、今回はテイスティングしていこうと思います!!
『ワイルドターキー 8年』レビュー
アルコール度数 | 50.5% |
---|---|
年数 | 8年 |
ボトル容量 | 700ml |
価格帯 | 3000~5000円 |
評価 | [star-list number=4]79/100 |
色
赤みがかったオレンジ色。褐色
アロマ
バニラ、はちみつの甘さと強めのスパイス。
鉛筆のような木の香りの奥にカラメル。
コメント
ストレート
味わいもアルコールも強いウイスキー。
口に含むと甘い香りと同時に一気にアルコールの強さが広がります。
ただ若いアルコールのえぐみは少ないです。
そこからバニラ、はちみつの甘い香りが広がり、しっかりとした熟成感と樽のニュアンスを感じます。
そして舌には、まったりとした甘みが残ります。
どこか香ばしいフレーバーに、鉛筆感。
後味の印象としては、甘いニュアンスと苦味が残り、余韻はやや長めです。
加水すると、バニラとスパイスの香りが広がります。
ストレートでは強かったアルコール感が薄れ、かなり飲みやすいです。
ただ甘みは少し抑えられます。
また鉛筆感は少し抑えられるけど余韻に現れて長く感じるようになります。
トワイスアップ
香りはウッディさとはちみつ、ペッパーミント、バニラ、シナモン、焼いたバナナ。
ストレートより鮮明に香りを感じることができます。
飲んでみるとしっかりとした甘みからバニラとシナモン、はちみつのフレーバーが広がります。
炙った木のウッディさはしっかり感じ、ほのかに酸味もありますがバランスはいいです。
深みがあり、口当たりのトゲトゲした印象もありません。
余韻も甘みを含んアバニラ香が長いです。
ロック
焦がした木のウッディさとバニラ、ペッパーミント、シナモン、バナナの皮の香り。
飲んでみると、口当たりが柔らかく、アルコール度数50.5%の割にはアルコール感が少ないです。
程よくすっきりしつつ、甘みも程よく残っていて、バランスがいいです。
ウッディさとはちみつの余韻が長く楽しめます。
ワイルドターキーのロックは安定のうまさですね!!
ハイボール
はちみつとバニラとほのかにフローラルさ、木を炙ったときの香りを感じます。
口当たりはやわらかく、バニラ香と甘み、少し酸味が炭酸とともに口の中で弾けます。
そしてバナナのようなフルーティさと樽由来のえぐみ。
ウッディさと甘いバニラ香の余韻があり、意外と長いです。
水割り
水割りにしてもしっかりと感じるウッディさとバニラ香。
口当たりは優しいのですが、ペッパーミントのフレーバーが強く出ていて最初に驚きがありました。
その後バニラとミント、ウッディな香りが鼻から抜けていき、トワイスアップのときに近いぐらいの余韻が楽しめます。
バナナのフルーティさもあり、結構複雑みがあります。
お湯割り
材木加工所とバニラ、はちみつの香り。
バナナのような甘いニュアンスもありますが、刺激的な切りたての木のようなウッディな香りが強い印象です。
飲んでみると口当たりが優しく、甘いです。
ウッディな味わいの全振りしているかなと思っていましたが、思いのほかバランスが良く、深みがあります。
飲み方別おすすめ度
飲み方 | おすすめ度 |
---|---|
ストレート | [star-list number=2]2 |
トワイスアップ | [star-list number=4.5]4.5 |
ロック | [star-list number=5]5 |
ハイボール | [star-list number=3]3 |
水割り | [star-list number=4]4 |
お湯割り | [star-list number=4.5]4.5 |
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか??
バーボンの中でも、特に芳醇でいわゆる「バーボンらしさ」全開なウイスキーがワイルドターキーの特徴だと思います。
- バーボンらしいバーボンを飲んでみたい。
- バーボンの個性を様々な飲み方で楽しみたい。
こういった方に特におすすめな銘柄です。
さらに、ワイルドターキーは、めっちゃフライドチキンと合います!!
ケンタッキーとワイルドターキーのペアリングもダジャレだけじゃなく、結構ありです!!(笑)
それに自分でフライドチキンを作るときもよく「ワイルドターキー」を香りづけに使います!
ぜひ試してみてはいかがでしょうか??
ちなみにそのレシピはこの記事にあります!!
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://www.yaffee.work/entry/karaage-whisky]
それでは良いウイスキーライフを!!
また次回もよろしくお願いします!!
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