本日もお越し頂きありがとうございます。
おうちではウイスキーばかりを飲んでいるウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
今回のお話は
「家飲み・晩酌にオススメのボトル買いしたいコスパ重視なウイスキー」
について
ついに始まってしまった再びの「緊急事態宣言」
そして「酒類提供の禁止」。
お酒を提供する飲食店で働いている身分としては全く納得はできていません。
また今回の緊急事態宣言で、従う飲食店・従わない飲食店がはっきりと分かれると思います。
どちらの選択をするのも勇気も必要だし、リスクも大きいです。
ただウイスキーブロガーとして、このような時こそおすすめしたいのが「家飲み」!!
今回は、おすすめの「家飲みウイスキー」についてまとめていこうと思います!!
家飲み最強のお酒「ウイスキー」
ウイスキーは「家飲み最強のお酒」だと思っています。
なぜなら……
- ボトル買いしても劣化しにくいこと。
- 常温で置いとけること。
- 好きな量で飲めること。
- 種類を揃えて飲み比べもしやすいこと。
- 好きなタイミングで飲めること。
- 好きな飲み方で楽しめること。
- カクテルやペアリングに挑戦するなど遊べること。
ワインやビールのように開けたら数日内に飲まないと劣化してしまうといった心配はありません。
保管状態さえ気を付ければ、半永久的にもつのがウイスキーの特徴。
そうなるとボトル買いをしても、お得感はあるのではないでしょうか?
また、劣化しにくいので常温で置いておくことができるので冷蔵庫のスペース削減にもなり、好きな量を好きなタイミングで楽しむことができます。
さらに銘柄を揃えて自宅で飲み比べしたり、好きな飲み方で楽しんでみたり、カクテルに挑戦したり……
いろいろと大人の遊びができることも家飲み最強と僕が豪語する理由です!
ウイスキーは、一度買ったら自分のお好きな時間に楽しむことができ、好きな飲み方で楽しむことができるお酒なのです!!
ただ家飲みウイスキーは、ビールに比べるとまだまだなじみが薄いのではないでしょうか??
ではなぜ今までなじみが薄いのか考えてみました。
家飲みウイスキーが家飲みビール・缶酎ハイに勝てない理由
僕が考えた理由は……
- 味の問題
- アルコール度数の問題
- ウイスキー=高いというイメージの問題
- ウイスキー=癖がすごい!!というイメージの問題
- めんどくささの問題
そもそも味の面で、ビール好きの方が圧倒的に多いですよね!
またウイスキーの味が苦手という方も多いと思います。
さらにウイスキー=アルコール度数が高い=上級者の酒という印象が強いかもしれません。
特に洋酒の蒸留酒は、最低アルコール度数が40%です。ただ日本人にとっての蒸留酒「焼酎」は20%~。
そのため、アルコール度数40%はかなりアルコールが強いと思うと思います。
そしてウイスキーの価格高騰の話題やバーでも一杯のお値段で数千円してしまうウイスキーもあるように、ウイスキー=高いというイメージができてしまっています。
そのため、「家で飲むには……。」と気が引けてしまう人も多いのではないでしょうか??
またウイスキー=スモーキーフレーバーといった印象が強いこともあるのと思います。
特にスコッチ=スモーキーといったイメージは強いです。
そして個人的に一番の理由だと思うのが、「めんどくささ」。
ビールや缶酎ハイは「プシュッ」と開けてそのまま飲めます。
しかし、ウイスキーを開けてそのまま飲む人はいないですよね。
大体グラスに注いで、ハイボールにしたり水割りにしたりロックにしたり……。
こういったひと手間が楽しいと思う人もいますが、おうち晩酌=ビール・缶酎ハイ派の人の多くは、これがめんどくさいと思います。
ウイスキーは、「めんどくささ」の面ではRTD(レディ・トゥ・ドリンク:開けてそのまま飲める酒)にはかなわないです。
ただこの「めんどくささ」以外の面は、全部解消できます!!
なぜなら、ウイスキーの味は一つではないですし、飲み方のよってアルコール度数を変えることもできます。
またスモーキーなウイスキーがウイスキーのすべてではありません。
ウイスキーにも様々なタイプがあります。
そして価格の面で行っても、ウイスキーはかなりコスパがいいです!!
大体ハイボール一杯分のウイスキー量は30ml。
一本当たり2000円台のちょっとだけいいブレンデッドウイスキーでも、4000円台のシングルモルトでも、
一杯換算すると2000円なら91円、4000円なら182円
一杯分の値段として考えるとかなりお得です!!
家飲み・晩酌にオススメのボトル買いしたいコスパ重視なウイスキー
上記の面も踏まえて、コスパを考えた家飲みウイスキーにオススメの銘柄をご紹介していこうと思います!!
今回考えた家飲みウイスキーのおすすめ銘柄のポイントは……
- 入手しやすい価格帯の銘柄
- バランスが良く、飲み方が限定されにくい。
- 入手しやすく、比較的安定供給されている。
- 晩酌に最適な飲み疲れにくい銘柄
こういった面を重視して、コスパのいいおすすめ銘柄をご紹介していこうと思います!!
ジャンル | シングルモルト |
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生産国 | スコットランド・スペイサイド |
アルコール度数 | 40% |
樽 | バーボン樽とシェリー樽 |
熟成年数 | ノンエイジ |
グレングラント蒸留所180周年を記念してリリースされたノンエイジタイプのシングルモルトウイスキー。
アルボラリスは、ラテン語で「木漏れ日」の意味で、その名の通り明るい色合いと華やかでライトなテイストが特徴です。
蒸留所のヴィクトリアガーデンに差し込む木漏れ日からインスピレーションを得てつくられました。
バーボン樽とシェリー樽で熟成された原酒を使用。
それぞれの特性を生かしてブレンディングされています。
- 2000円台で入手可能!!
- バランスが良く、ストレート・ハイボールがうまい!
- 華やかで癖がない
ジャンル | シングルモルト |
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生産国 | スコットランド・アイランズ |
アルコール度数 | 46% |
樽 | 1stフィルのバーボン樽、シェリーホグスヘッド |
熟成年数 | 10年 |
クラフトウイスキー蒸留所のパイオニアとして有名な「ロックランザ(アラン)蒸留所」。
そのフラグシップボトルが、アランモルト10年です。
1stフィルのバーボン樽で熟成された原酒をメインに使用、シェリーホグズヘッドで熟成された原酒をバランスよくブレンドしています。
リコリスや砂糖漬けのレモンピール、シナモン、トロピカルフルーツのような甘く華やかな香りが特徴。
ストレートやロックはもちろん、ハイボールもおすすめです。
- 癖がなく飲みやすい。
- バランスがいい
- 比較的飲み方を選ばない!
ジャンル | シングルモルト |
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生産国 | スコットランド・スペイサイド |
アルコール度数 | 40% |
樽 | アメリカンオーク |
熟成年数 | 12年 |
「シングルモルトの原点」といわれているグレンリベットのフラグシップボトル。
フルーティで蜂蜜やバニラのような甘みを伴う芳醇でソフトな風味が特徴です。
フルーティで華やかなお王道もスペイサイドモルトスタイルで、飲みやすくクセのない味わいから世界中で愛飲されているボトルとなっています。
- バランスが良く、飲み方を選ばない
- 癖がなく飲みやすい
- 冷凍ウイスキーもうまい!!
ジャンル | シングルモルト |
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生産国 | スコットランド・スペイサイド |
アルコール度数 | 40% |
樽 | バーボン樽、シェリー樽 |
熟成年数 | 12年 |
世界で最も愛飲されている(※IWSR2019より)シングルモルトウイスキー「グレンフィディック」のフラグシップボトル。
洋ナシやレモンを思わせる軽快なフルーティさが特徴。
バーボン樽とシェリー樽で12年以上熟成させた原酒を組み合わせることで、滑らかで繊細なコクのある味わいに仕上げています。
クセがなく、多くの方が飲みやすいと実感できる味わいです。
- 飲みやすい。
- バランスに優れている
- 癖がなく、初心者にもおすすめ!
- クセがなく飲みやすいが程よいスモーキーさもあるバランスのいいタイプ
- ストレートからハイボールまで多彩な飲み方が楽しめる
- ネット以外ではなかなか売っている店舗が少ない
- 店頭で買うと高い価格設定になっていることがある
- 白州が好きな方には、特にオススメ!
- バランスが良く、クセが少ない。
- 余韻も長くコスパがいい。
ジャンル | シングルモルト |
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生産国 | スコットランド・ハイランド |
アルコール度数 | 43% |
樽 | シェリー樽 |
熟成年数 | 12年 |
1826年に創業した歴史のあるグレンドロナック蒸留所のフラグシップボトル。
シェリー樽熟成のエキスパートとも言われている蒸留所で、12年に使用されている原酒はすべてシェリー樽熟成です。
厳選された辛口シェリー樽と甘口シェリー樽が使用しております。
アンバーの深い色合いにナッツやドライフルーツのような甘く芳醇な味わいが特徴。
樽のニュアンスがよく出たシェリー系ウイスキー入門の一本です。
- シェリー樽の特徴が良く現れている
- 飲みやすさもあり、飲み方を選ばない
- 余韻が長い
ジャンル | シングルモルト |
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生産国 | スコットランド・ローランド |
アルコール度数 | 40% |
樽 | アメリカンオークバーボン樽 |
熟成年数 | 12年 |
サントリーがスコットランドに所有しているオーヘントッシャン蒸留所のフラグシップボトル。
ローランド地方伝統の3回蒸留を行い、アメリカンオークのバーボン樽で12年以上熟成させた原酒のみを使用しています。
桃のようなフルーティさと繊細な吟醸香にまろやかな味わい、アーモンドやキャラメルのような甘いフレーバーが特徴。
ライトなボディでストレートからハイボールまで幅広くお楽しみいただけます。
- 癖が少ない。
- バランスが良く、甘めな味わいで女性にもおすすめしやすい。
ジャンル | シングルモルト |
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生産国 | スコットランド・ハイランド |
アルコール度数 | 40% |
樽 | バーボン樽中心 |
熟成年数 | 10年 |
「完璧すぎるウイスキー」といわれるグレンモーレンジィのフラグシップボトル「オリジナル」。
材木からこだわったデザイナーズカスクで10年以上熟成された原酒のみ使用しボトリングされています。
オレンジやアプリコットのような爽やかな果実香にバニラや蜂蜜の甘いフレーバー、複雑で奥深い余韻が特徴。
本場スコットランドでは1番愛飲されているシングルモルトウイスキーです。
- とにかく完璧すぎる!
- 飲みごたえと飲みやすさのちょうどいいバランス。
- 全くクセはない
ジャンル | シングルモルト |
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生産国 | スコットランド・アイランズ |
アルコール度数 | 40% |
樽 | ‐ |
熟成年数 | 10年 |
「ジキルとハイド」や「宝島」の著者であるR.L.スティーブンソンが「酒の王様」と絶賛したタリスカーの代表銘柄。
同蒸留所はジョニーウォーカーの原酒として重宝されており、1988年にクラシックモルトシリーズの一つとしてシングルモルト「10年」がリリース。
以降、人気銘柄の一つとなっています。
ソルティでスパイシーなフレーバーにリッチな余韻が特長です。
- 飲み方を選ばず、アレンジも楽しい
- スパイシーでソルティな余韻が面白い
ジャンル | シングルモルト |
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生産国 | スコットランド・アイラ |
アルコール度数 | 40% |
樽 | ‐ |
熟成年数 | 12年 |
1779年創業でアイラ島最古の蒸留所であり、「アイラモルトの女王」とも呼ばれているボウモア。
ドライなスモーキーさとベリー系のフルーティな香り、ソルティな余韻が特徴。
熟成庫が海に面しており、潮風を含みながら熟成された原酒が一部使用されています。
- スモーキー系のウイスキーの中では飲みやすい
- スモーキー+フルーティなフレーバーが楽しめる
- ハイボールもおすすめ
ジャンル | ブレンデッドウイスキー |
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生産国 | スコットランド |
アルコール度数 | 40% |
樽 | ‐ |
熟成年数 | 12年 |
ジョニーウォーカーブラックラベルは、世界No.1スコッチウイスキーブランド”ジョニーウォーカー”のフラグシップボトルです。
4種類のキーモルト(クライヌリッシュ、グレンキンチー、カリラ、カーデュ)に29種類以上ものモルト原酒を使用。
12年以上熟成させた原酒のみ厳選しブレンドされています。
奥深くバランスのいい味わいと華やかな香り、スモーキーなアクセントが特徴です。
ストレートからハイボールまで幅広くお楽しみいただけます。
- バランス・味・香りともに申し分なし!
- どんな飲み方でもうまい!
ジャンル | ブレンデッドウイスキー |
---|---|
生産国 | スコットランド |
アルコール度数 | 40% |
樽 | ‐ |
熟成年数 | 15年 |
デュワーズの長い歴史の中でも初の女性のマスターブレンダーである7代目の”ステファニー・マクラウド”女史が手掛けた一本。
アバフェルディ蒸留所のモルト原酒を中心に15年以上熟成された40種類以上の原酒をブレンドしております。
甘く華やかでフルーティな香りとまろやかな余韻が特徴。
ストレートからハイボール、ロック、カクテルと幅広く楽しめます。
美しいボトルデザインはプレゼント用などお祝いのギフトとしてお喜びいただけるでしょう。
- 飲み方を選ばず、アレンジも楽しい。
- ストレートで飲んでも華やかでうまい。
- スムースで繊細な味わいの中に奥深さを感じるフレーバー
- ストレートでもハイボールでも美味
- ノンエイジ・ブレンデッドにしては、やや高価
- 繊細なバランスかつ、余韻がしっかりしている。
- 日本料理にも合わせやすい
ジャンル | バーボンウイスキー |
---|---|
生産国 | アメリカ・ケンタッキー州 |
アルコール度数 | 50.5% |
樽 | 新樽(アリゲーターチャー) |
熟成年数 | 8年 |
ワイルドターキー8年はワイルドターキーのフラグシップボトル。
ブランドのこだわりが詰め込まれた一本です。
- 101米国プルーフ(アルコール度数50.5%)のハイプルーフ
- アリゲーターチャーにこだわった樽
- バーボンの定番ボトルとしては異例の8年熟成
なめらかながらフルボディでコクのある味わいで、しっかりとしたバニラや樽の香りが特徴。
長年多くのファンを魅了し続けている銘柄です。
- しっかりとしたコクが楽しめる。
- ちょっとジャンキーな料理に合いやすい
ジャンル | バーボンウイスキー |
---|---|
生産国 | アメリカ・ケンタッキー州 |
アルコール度数 | 45% |
樽 | 新樽 |
熟成年数 | ‐ |
1700年代に作られ1860年不慮の事故により一度失われてしまったウイスキー銘柄「ブレットバーボン」。
1987年に創業者のひ孫にあたるトム・ブレット氏が復活させました。
ミングリングと呼ばれる単一の蒸留器で作られた原酒を使用。
ライ麦比率が高い独特のブレンディング方法を採用しています。
すっきりとした味わいとスパイシーな印象、甘いはちみつのような甘い香りが特徴です。
- バランスがいい!
- 飲みやすく、余韻も長い
ジャンル | ブレンデッドウイスキー |
---|---|
生産国 | アイルランド |
アルコール度数 | 40% |
樽 | バーボン樽 シェリー樽 マルサラ樽 |
熟成年数 | ‐ |
ロイヤルオーク蒸留所で作られているブレンデッドウイスキー「バスカー」。
アイリッシュのウイスキー原酒3種類(モルト、グレーン、ポットスチル)のうち、モルト原酒とポットスチル原酒を一般的なアイリッシュブレンデッドウイスキーより多く使用。
贅沢にバーボン樽、シェリー樽、マルサラ(老舗トップブランドの「フローリオ」)樽で熟成させた原酒をブレンドしています。
トロピカルフルーツのような華やかな香りにやわらかな甘み、トロっとした口当たりが特徴。
リーズナブルな価格のスタンダードアイリッシュブレンデッドですが、ワンランク上の味わいがお楽しみいただけます。
- バランスが良く、クセがないので飲みやすい!
- ハイボールなら料理に合いやすい
- 軽やかな味わいの中に、ややリッチな重厚感がある
- リーズナブルな価格帯
- モルト比率が80%とかなり高め
- 非の打ち所がない
- バランスが良く、余韻が長い
- しっかりとしたコクがある
ジャンル | ブレンデッドウイスキー |
---|---|
生産国 | アイルランド |
アルコール度数 | 40% |
樽 | バーボン樽 シェリー樽 スタウトビール樽 |
熟成年数 | ‐ |
ジェムソン スタウトエディションは、スタウトビール(黒ビール)の樽でフィニッシュさせたアイリッシュブレンデッドウイスキーです。
ジェムソンの熟成樽を地元クラフトビール醸造所「Eight D Brewing」で作られたスタウトビールの熟成に使用。
その樽で再びジェムソンを追加熟成させています。
原酒由来の爽やかでフルーティな香りにチョコレートやナッツのような甘みや香ばしさが特徴。
スタウトビールは、アイルランドで有名なビアスタイルの一つで、自国にこだわるジェムソンらしい一本です。
- コクと飲みやすさのバランスがいい
- 特にハイボールやストレートがうまい
- 軽やかで爽やかな味わいとスモーキーさ
- ストレートやハイボールに最適なさわやかさ
- 12年物はネット以外で手に入らないことが多い
- スモーキーだけどクセは少ない。
- フルーティな余韻が心地よい。
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか??
個人的に、家飲みに最も適していると思うのがやっぱり「ウイスキー」です!
ただそのままストレートでもいいですが、ハイボール派の人にとって作る手間というのはあります。
それが「めんどくさい」となってしまうことも多いかもしれませんが、アレンジもでき「面白い」部分でもあります。
ぜひ「実験」がお好きな方は、こういったアレンジもしながらおうちウイスキーを楽しんでみてはいかがでしょうか??
それでは良いウイスキーライフを!!
また次回もよろしくお願いします!!
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