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幼いころは冒険に出かけることが夢だったウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
今回は『シャクルトン SHACKLETON』のテイスティングレビューです。
『シャクルトン SHACKLETON』
について
シャクルトンは、イギリスの南極大陸探検家”アーネスト・シャクルトン”の名を冠したブレンデッドモルトウイスキーです。
1907年、シャクルトン率いる探検隊が最初に南極大陸へ遠征したとき、南極点まで180㎞に迫る地点まで到達。
当時の探検史上最も南極点に近づきました。
さらにほかの隊員が、南極で最も活発な火山エラバス山への登山。
この功績が認められ、当時のイギリス王エドワード7世からナイトを叙せられます。
実はまた読んだことなかったので、今度読んでみようと思います。
その際、南極基地の地下にウイスキーを残して南極大陸を去っていきました。
シャクルトンは、ほかにも様々なお酒が好きだったそう。
南極大陸にポートワインやブランデーなども持ち込んでいます。
この時のウイスキーが100年後の2007年に発見。
11本の「マッケンリー・レア・オールド・ハイランド・モルト・ウイスキー」が無傷で発見されました。
そしてホワイト&マッカイのマスターブレンダー”リチャード・パターソン”がこのウイスキーをテイスティングし、再現したのがこの「シャクルトン ブレンデッドモルト」です。
1874年アイルランドに生まれ、1922年に心臓発作で亡くなってしまった南極探検の英雄時代の主役の一人。
1907年の最初の遠征の時、当時の探検史上最も極点に到達。最南端到達の新記録を樹立しました。
その功績がたたえられ、国王エドワード7世からナイトの称号を得ています。
1911年にロアール・アムンセンロアール・アムンセンの南極点到達により、南極点レースが終了。
するとシャクルトンは、南極大陸横断に関心を向け、準備を始めます。
1914年に南極大陸横断を目指した探検隊を実現。その探検隊を乗せた船が流氷に閉じ込められ上陸前に船が破壊されてしまうトラブルに巻き込まれました。
その時に取ったシャクルトンのリーダーシップにより探検隊は見事生還を果たしました。
今回はこの「シャクルトン SHACKLETON」をテイスティングレビューしていきたいと思います。
『シャクルトン SHACKLETON』テイスティングレビュー
アルコール度数
40%
熟成年数
ノンエイジ
色
きらびやかな黄金色。少しだけ淡い色合い
アロマ
オレンジピール入りのパンの焼ける香り。
爽やかで清涼感のあるハーブからはちみつのニュアンス。
評価
88/100
コメント
軽やかだが深みのあるウイスキー!!
最初の口当たりはまろやかで優しい甘みとほのかな酸味。
そこからオレンジをさわやかなハーブ、そしてはちみつ感が広がる。
程よく深みを与える渋みがあり、あまり若さを感じさせない。
そして徐々にほのかなスモーキーさと甘みが広がっていき、その余韻が思いのほか長く伸びる。
ただ少しアルコールによる苦味があるので、そこが苦手な方はいるかも。
正統派スコッチといった印象。
ハイランドモルトらしい飲みごたえがありつつも、スモーキーさと華やかさのバランスが良い。
デイリーウイスキーとしておすすめしやすい一本。
加水するとパンっぽい香りがより強くなる。
そしてオレンジピールの香りと華やかさが混ざり合い心地よい。
飲んでみるとややさっきより酸味が強くなるが、その分甘みも感じやすくなる。
ただ加水後の方が少し粗さがある気がする。
スモーキーさのバランスはよく、加水してもうまいウイスキー。
このウイスキーはストレートでもうまいけど、ロックやハイボール、水割りのように冷えがあった方がこのウイスキーの清涼感が生きる気がします。
ただバランスがいいので、個人的にはかなり好みのウイスキー!!
いい出会いができたなと思います!!
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか??
シャクルトンは正直比較的安価で手に入ったウイスキーだったのでそこまで期待してませんでした。
ただ思ったよりこのウイスキーうま!!ってなりました!
こういう出会いがあるからウイスキーはやめられないですね!
安価でうまいウイスキーって最高!!
この出会いに感謝しつつ、今日もウイスキーを嗜んでいこうと思います!!
[sitecard subtitle=このウイスキーをイメージした料理作ってみました url=https://www.yaffee.work/entry/shacklton-whisky-cooking target=_blank]
それでは良いウイスキーライフを!!
また次回もよろしくお願いします!!
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