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ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
今回のお話は
「グレングラント 10年に合わせたいおすすめのおつまみ ベスト10」
について
ウイスキーにおつまみを合わせようと思っても、何を合わせたらいいかわからずなかなか難しいを感じるときあると思います。
ウイスキーといえば、ナッツやチョコを合わせることが多いです。
ただ銘柄ごとに特徴をとらえてみれば、合うおつまみの幅は広がると思います。
そこでウイスキー銘柄ごとに合うおつまみを紹介していくシリーズを作ってみました!!
一回目の今回は僕の好きな銘柄「グレングラント 10年」です。
中でもグレングラント10年にあうおつまみについて、ウイスキーの特徴から考察。
紹介していこうと思います。
グレングラントとは?
ディンガーウォーレン, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
グレングラントは、1840年創業のスコットランド・スペイサイドにある蒸留所です。
グレングラント蒸留所がある場所は、スペイサイドの中でもローゼス地区。
近くには、カティサークやフェイマスグラウスのキーモルトとなっているグレンロセス蒸留所があります。
グレングラント蒸留所の創業者はジェームズとジョンのグラント兄弟。
彼らが蒸留所の礎を築き、2代目のジェームズ・ザ・メジャー・グラントがグローバルブランドへと成長させました。
現在グレングラントは、スコッチモルトウイスキーの中で10位以内の販売実績を誇っています。
イタリアでは大変人気の高い銘柄で、クセの少ない飲みやすい味わいがファンを虜にしています。
[sitecard subtitle=蒸留所について url=https://www.yaffee.work/entry/glengrant target=_blank]
グレングラント 10年の特徴
グレングラント10年は、同蒸留所の中でも10年以上熟成させた原酒のみを使用したシングルモルトウイスキーです。
10年の熟成なのでそこまで熟成感はないですが、ライトで飲みやすくまろやかな味わいが特徴。
フローラルなフレーバーとフルーティさのある一本です。
スコッチといえば「スモーキーフレーバー」が有名ですが、グレングラントはスモーキーフレーバーをつけていません。
原酒自体もライトですっきりとした味わいとなるように作っているらしく、バランスの取れた万人受けしやすい一本です。
- 花のような華やかなフローラルフレーバーが楽しめる
- 青リンゴのようなさわやかなフルーティさが楽しめる
- クセがなく、ライトで飲みやすい。
- バランスがいい。
- 特にハイボールでは、香りの高さと飲みやすさが楽しめる。
- やや熟成感が足りない。
- ストレートでは、少しとげとげしさを感じてしまう人もいると思う。
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グレングラント 10年におすすめしたいおつまみ
グレングラント10年は、飲みやすくバランスのいいライトなスコッチシングルモルトです。
そのため、クセのあるスモーキーなスコッチウイスキーよりも様々な食材に合わせやすいメリットもあります。
まずは、グレングラント10年に合わせやすいおつまみ・食べ物についてみていこうと思います!
グレングラント 10年に合いやすいおつまみとは?
あくまでも僕の経験則ですが……。
グレングラント10年は、クセの少ないスコッチウイスキーです。
そのため、クセのあるスコッチより様々な食べ物と合いやすい傾向があります。
ただその分ウイスキーのおつまみの定番のチョコレートやナッツでは、味が強くて逆に合わせにくいことも多いです。
もしチョコレートやナッツで合わせるならムースなどに加工したものの方がいいでしょう。
このようにウイスキーの定番のおつまみよりか、少し味の主張が穏やかな食べ物のほうがいいと思います。
その中で僕がグレングラントに合いそうな食べ物を厳選してみました!
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
グレングラント 10年に合わせたいおすすめおつまみ 10選!!
グレングラント10年に合うおつまみを厳選させて頂きました。
その10選を今から発表しようと思います!!
グレングラント10年×パスタ!!
グレングラント 10年はフローラルさとフルーティさが楽しめる華やかなウイスキーです。
こういったウイスキーのハイボールとパスタは合いやすいかなと思います。
特に個人的におすすめはトマト系のパスタ!!
フルーティさやフローラル感がトマトのさわやかな酸味と合いやすいです!
また香草などで香りをプラスするとより一層合いやすいかなと思います。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://www.yaffee.work/entry/minttomatosabapasta target=_blank]
この記事の時は、「10年」とは合わせていません。ただこのパスタも後日合わせてみて10年との相性は抜群でした!
この時使った香草は、ミント。
ミントというとデザートに使いイメージが強いと思いますが、イタリアでは結構料理に使われることが多いです。
ミントもシソ科の香草なので、使い方のよっては料理に使えるんですよね!
他にも……
ノルマ風パスタという、なすとフレッシュチーズのトマトソースパスタとも相性抜群でした!!
もしご自宅でパスタソースから作るの大変と思う方は、こういったパスタソースを使うのもありだと思います!
今、結構レトルトのパスタソースのレベルが上がってきているので、家庭用ならあり!
ぜひ気軽にグレングラントハイボールとパスタを試してみてください!
グレングラント 10年×スモークサーモン!!
実はスモークサーモンはウイスキーのおつまみとしてかなり優秀!!
スモークの香りにサーモンのうまみとまろやかな味。
こういったものが、フルーティなウイスキーとよく合います!!
合わせるとこでお互いに引き立てあうことが多いです。
特に上の写真のようにクリームチーズと香草、クラッカーにスモークサーモンといった組み合わせが絶妙です!!
グレングラント 10年×アヒージョ!!
ウイスキーと油分のある料理は相性がいいことが多いです。
特にアヒージョは、ニンニクの効かせ方だけ注意すれば基本的に合います。
ニンニクを効かせすぎてしまうとウイスキーの香りを損ねてしまい、アルコール感が目立ってしまいます。
ただ油分があるため、ニンニクが少し効いていてもうウイスキーに合わせることができます。
特にハイボールにすると合いやすいでしょう!
アヒージョとシュワシュワした炭酸の効いたお酒の相性自体、最高だと思います
家でなかなか料理が作れない方へ
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グレングラント 10年×西京漬け
グレングラント10年のようなモルトウイスキーと味噌は相性がいい傾向があると思います。
特に西京漬けのような料理は、魚の脂やうまみと西京味噌の香りが楽しめるため、ウイスキーと合いやすいです。
さらにそこに柑橘系の香りもついてくるとより相性がいいでしょう。
特に水割りやトワイスアップがおすすめ。
ぜひ西京漬けを作ったときは試してみてください!
グレングラント 10年×チョコレートテリーヌ
チョコレートテリーヌはウイスキーのペアフードとしてかなり優秀です。
クセのあるタイプにも、ライトなタイプにも、ヘビーなタイプにも合いやすいです。
その大きな要因は、テクスチャーだと思います。
チョコレートは、ウイスキーと合いやすい香り・味を持っています。
チョコレートの香味成分はかなり複雑で、様々な香味が含まれているそう。
そのため、チョコレートの香味自体は様々な食材と合いやすいです。
ところが、その食感と味の強さがチョコレートが合わせる食材を選んでしまう要因です。
用法容量に注意すればかなり様々な食材と合わせることが可能になるのがチョコレート。
中には白身魚とホワイトチョコを合わせたレシピもありました。
ウイスキーと合わせる時も同じで、チョコレートのパキッとした食感と味の強さがウイスキーの香りを感じにくくしてしまう傾向があります。
もちろん、チョコ単体とウイスキーでがっちり合うペアリングもありますが、そのペアリングを発見することは結構難しいです。
ただ食感を工夫してしまえば、一気にがっちりと合いやすくなります。その工夫の一つが「チョコレートテリーヌ」です。
購入するならこちらがおすすめです!!
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お楽しみに!!
グレングラント 10年×和の煮物
グレングラント10年のようにクセの少なくフルーティなウイスキーは、和の味付けの煮物との相性抜群です。
和の煮物の特徴は、うまみを生かした繊細な味付けだと思います。
グレングラント10年のようなライトでバランスのいいスコッチモルトウイスキーは、その繊細な味付けの邪魔をすることなくうまくなじんでくれます。
個人的にはストレートで合わせるのもありですが、多分その合わせ方は結構ウイスキーに飲みなれていないとアルコールがきついと感じるかもしれません。
なので、水割りと合わせるのがベストかなと思います。
グレングラント10年のようなウイスキーは、水割りにすることでより繊細で華やかな香りとまろやかな口当たりを楽しむことができます。
そういった繊細さが、和の煮物とすごく合う!!
ぜひ煮物を作ったときは試してみてください!!僕のお墨付きです!(笑)
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グレングラント 10年×リンゴを使った料理・デザート
グレングラントは、少しリンゴのようなフルーティさのあるウイスキーです。
そのため、リンゴを使ったデザートとの相性は抜群!!
上の写真の時は、タルトタタンと合わせました。
ただアップルパイもいいと思います。
また前の記事では、リンゴとセロリのジャムとディルと混ぜたリコッタチーズを乗せたクラッカーと合わせました。
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記事では、免税店限定のグレングラントと合わせましたが、もちろんグレングラント10年とも相性抜群です。
リンゴ系のフルーティさって結構ウイスキーにあるもの。
なので、リンゴ系のデザートや料理はウイスキーとの相性が良くおすすめです!
グレングラント10年×チーズケーキ
チーズケーキもまた、ウイスキーとかなり合いやすいデザートの一つです。
中でも特にグレングラント10年のようなライトで飲みやすいタイプのウイスキーと合わせやすい傾向があります。
クリームチーズのさわやかな酸味がよりフルーティさを引き立てるのだと思います。
さらにチーズケーキの滑らかな舌触りが、ウイスキーのアルコール感を抑えてくれています。
とにかくウイスキーとチーズケーキは合う要素が多いです。
そのため、ちょっとアレンジを効かせてもその個性とウイスキーを結び付けやすいかなと思います。
グレングラント 10年×和菓子!!
グレングラント10年のような繊細なウイスキーは和菓子との相性も抜群です。
特におすすめはようかんですが、栗ようかんや信玄餅、練り切り、ういろうといった和菓子もおすすめ。
和菓子の特徴は、洋菓子のように油分が多くなくくどさが少ないこと。
そして、食感もウイスキーと合いやすいものが多いです。
ようかんの食感は、ウイスキーのテクスチャーになじみやすいですし、ういろうのモチモチとした食感もまたウイスキーに合わせやすい傾向があります。
また水まる餅のようにさらっとした和菓子もウイスキーになじみやすいです。
グレングラント 10年×ティラミス!!
正直チーズケーキが合うということはティラミスも合うのは間違いないのです。
ただとくにグレングラント10年のような華やかなスペイサイドモルトとティラミスはおすすめ!!
ティラミスの滑らかな食感とグレングラントの優しい甘み、そしてフルーティで華やかな香りがお互いを引き立てあいます。
過去の記事では、グレンファークラス パッションという免税店限定のウイスキーと抹茶ティラミスを合わせました。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://www.yaffee.work/entry/%e7%bd%aa%e6%82%aa%e6%84%9f%e5%8d%8a%e6%b8%9b%ef%bc%81%ef%bc%9f%e8%b1%86%e8%85%90%e3%82%92%e4%bd%bf%e3%81%a3%e3%81%9f%e6%8a%b9%e8%8c%b6%e3%81%ae%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%a9%e3%83%9f%e3%82%b9%ef%bc%81 target=_blank]
ただ、このデザートでも普通のティラミスでもグレングラントに合わせることは可能!
特に苦みと甘みのバランスがいいティラミスはお酒との相性もいいので、ぜひペアリングさせてほしいです!!
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか?
今回はグレングラント10年をピックアップしておすすめおつまみを紹介してみましたが、今後はほかの銘柄でもやっていく予定です。
できればテイスティングレビューしたウイスキーをこのように紹介できたらなと思います。
ぜひ次回もお付き合いいただけると嬉しいです。
それではよいウイスキーライフを!
また次回もよろしくお願いいたします!!
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