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4000円台というと、ウイスキーでいったら中価格帯。
決して安い値段ではないですが、まだ手も出しやすい値段ではないかなと思います。
実は4000円台のウイスキーには、こだわりのものが多い!!
そしてその中には、思わず「うまい!!」といいたくなるようなウイスキーもたくさんあります!!
そこで今回、「うまい!」といいたくなるような4000円台の絶品ウイスキーを厳選してみました!!
4000円台のちょっといいウイスキーのご購入を考えている方の参考になっていただけたら幸いです。
「うまい!!」 4000円台の絶品ウイスキー
スコッチブレンデッドウイスキー
スコッチブレンデッドウイスキーで4000円台だと、かなり「うまい」ウイスキーに出会いやすいです。
4000円台のスコッチブレンデッドウイスキーには、15~18年熟成のものも数多くあります!!
ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年
香り | 4 |
味わい | 4 |
余韻 | 3 |
使いやすさ | 3 |
総合 | 3.5 |
世界No.1のスコッチブランド「ジョニーウォーカー」。
その中でも、グリーンラベルはモルトウイスキー100%で造られているジョニーウォーカーです。
ジョニーウォーカーが所有する800万樽のストックから、15年以上の『グリーンラベル』最適な原酒を厳選して造られています。
中でも……
- タリスカー
- カリラ
- クラガンモア
- リンクウッド
これら4種類のモルト原酒がキーモルトとなっているそう。
シングルモルトのような蒸留所の個性が楽しめつつ、ブレンデッドウイスキーのように折り重なるバランスの取れた味わいの楽しめるウイスキー。
バランタイン 17年
香り | 4 |
味わい | 5 |
余韻 | 5 |
使いやすさ | 4 |
総合 | 4.5 |
数あるスコッチウイスキーの中でも、『The Scotch』と呼ばれ、多くの人に愛され続けている一本が『バランタイン 17年』。
熟成が織りなす芳醇さ。
巧みなブレンドから折り重なる複雑なフレーバー。
そして上品で、繊細な味わい。
1937年に発売されてからゆるぎない地位を確立している「バランタイン 17年」は、40種類以上の原酒をブレンドして造られています。
スコットランド各地からモルト原酒やグレーン原酒を厳選。
フルーティからスモーキーまで、様々なフレーバーが複雑かつ繊細にブレンドされています。
スコッチウイスキーを普段飲まない方でも、飲み慣れている方でも満足できる一本。
お家でぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか??
シーバスリーガル 18年
香り | 4 |
味わい | 4 |
余韻 | 5 |
使いやすさ | 5 |
総合 | 4.5 |
85種類の豊富なアロマを持っている複雑かつ芳醇なプレミアムスコッチウイスキー。
プレミアムスコッチの銘柄の中でもNo.1である『シーバスリーガル』。
そのシーバスリーガルの18年熟成物は、すっごく芳醇!!
折り重なるように複雑に広がるアロマとフレーバー。
ところが、
バランス感が完璧で、類を見ないスムースな味わいにまとまっています。
この味わいはシーバスリーガルの名誉マスターブレンダーが作ったそう。
シルクのようななめらかな質感に、ダークチョコやキャラメル、ドライフルーツ感。
そして長~く続く余韻。
ロック アイランド ブレンデッドモルト
香り | 4 |
味わい | 3 |
余韻 | 3 |
使いやすさ | 4 |
総合 | 3.5 |
スコッチウイスキーの中でも特に人気の高い「島物」モルトウイスキー。
アイラ島をはじめ、アラン島、オークニー諸島、ジュラ島といった島で造られているモルトウイスキーだけをブレンドしたブレンデッドモルトウイスキーが「ロック アイランド」です。
スコットランドのボトラーズとして有名な「ダグラスレイン社」からリリースされている一本。
潮感の強さとバランス感が特徴です。
ちょっと前は「ロック オイスター」という名前でした。
名前の通り、めっちゃ牡蠣に合います!
生牡蠣より焼き牡蠣が特にオススメです!
スコッチシングルモルトウイスキー
4000円台のスコッチシングルモルトは、蒸留所のスタンダードボトルが多いです。
稀に免税店限定リリースなどで4000円台のシングルモルトもありますが、基本的にNA(熟成年数表記ナシ)~12年ぐらいのウイスキーがほとんど。
その中でも「うまい!」ってつい言っちゃうようなウイスキーを厳選しました!!
グレンモーレンジィ オリジナル
香り | 5 |
味わい | 4.5 |
余韻 | 4 |
使いやすさ | 5 |
総合 | 4.5 |
万華鏡のように無限に広がる香りと味の冒険。
飲んだ人を魅了してやまないのが、この「グレンモーレンジィ オリジナル」です。
まさに『完璧すぎるウイスキー』!!
フローラルな香りからオレンジやバニラ、はちみつのフレーバー。そしてなめらかなで繊細な舌触り。
スパイシーな味わいに後味のほのかなミント感が、より一層深い冒険へと誘います!
本場スコットランドでは、最も飲まれているシングルモルトウイスキー。
日本にも多くのファンを持つ、シングルモルトウイスキーです!!
エドラダワー 10年
香り | 3 |
味わい | 4.5 |
余韻 | 5 |
使いやすさ | 3.5 |
総合 | 4 |
今でも農家が兼業で作っている昔ながらの小さな蒸留所。
設備も最新の機械のなどは導入せず、手作業でウイスキーを造っているそう。
「スコットランドで最も小さい蒸留所」とも言われていて、生産量もかなり少ないです。
ただ、生産のほとんどが「シングルモルト」用!
そのため、比較的シングルモルトは手に入りやすくなっています。
芳醇で濃厚。そしてどこか爽やかさを感じる味わいが特徴。
ドライフルーツやはちみつのニュアンスに、ペッパーミントの爽やかさが後を引きます!
そして、「ナッツ感」が特に強いモルトウイスキー!!
ややミルキーな印象もあり、一言でいうと『アーモンドミルク味のシングルモルト』って表現がしっくりきます!
カリラ 12年
香り | 4 |
味わい | 4 |
余韻 | 3.5 |
使いやすさ | 3.5 |
総合 | 4 |
クセのあるモルトウイスキーが特徴のスコッチウイスキーの聖地『アイラ島』。
そのアイラ島で最もウイスキーを造っているのが『カリラ蒸留所』です。
そのほとんどはブレンデッド用で、長い間シングルモルトに注目されることはありませんでした。
ただ、「カリラ」のシングルモルトはリリースされるとすぐに人気に!
強すぎないスモーキーフレーバーとフルーティかつソルティなニュアンスが人々を魅了したのだと思います。
甘草やハーブといった印象もあり、ライトだけど奥行のある味わいが何とも言えません!
スモーキーかつ華やかなモルトウイスキー、ぜひ一度ご賞味ください。
アイリッシュウイスキー
アイリッシュウイスキーは味わいが薄い。。
こういった印象の方も少なくないと思います。
ただ本当にうまいアイリッシュウイスキーは「うまい!」ですww!!
ランベイ コニャックカスクフィニッシュ
香り | 4 |
味わい | 3 |
余韻 | 3 |
使いやすさ | 4 |
総合 | 3.5 |
コニャックの名門“カミュ家が手掛けたアイリッシュウイスキー。
アイリッシュ伝統の3回蒸留で造られたモルトウイスキーをグレーンウイスキーとブレンドした後、バーボン樽で4年以上熟成。
その後、カミュのコニャックカスクで約1か月追加熟成を行った一本。
柑橘系のフレーバーにフローラルなニュアンス、優しい甘みと軽やかな味わいが特徴。
後味に胡椒のようなスパイス感もあり、バランスがいいです。
ティーリング シングルモルト
香り | 4 |
味わい | 3.5 |
余韻 | 3.5 |
使いやすさ | 4 |
総合 | 4 |
長いこと低迷していたアイリッシュウイスキー。
全盛期はスコッチウイスキーよりはるかにウイスキーを生産していました。
しかし、禁酒法・アイリッシュ独立・スコッチブレンデッドウイスキーの誕生などなど
様々な要因が重なり、衰退していってしまいました。
特にアイルランド共和国の首都ダブリンはウイスキー造りの盛んな町でした。
しかし、すべての蒸留所が閉鎖。
ティーリングができるまで一滴もウイスキーが造られていませんでした。
そんなダブリンに誕生した『ティーリング』。
創業者は、アイリッシュウイスキー復興の父といわれている“ジョン・ティーリング”氏の2人の息子です。
クリーミーで華やかな香りが印象的。
軽やかで、クリーンな味わいに、しっかりとした甘みが特徴です。
味わいに深みがありますが、初心者でも飲みやすい軽さがあると思います。
ストレートやロックでも親しみやすいウイスキーです。
アメリカンウイスキー
バーボンやテネシーなどアメリカンウイスキーで、4000円台は結構「プレミアムウイスキーの入り口」というものが多いです。
この価格帯のアメリカンウイスキーは、こだわりポイントがわかりやすいことが魅力かなと思います!!
イーグル・レア 10年
香り | 5 |
味わい | 3.5 |
余韻 | 4.5 |
使いやすさ | 3 |
総合 | 4 |
アメリカの国鳥である「鷲(イーグル)」
その「特別な鷲」の名前を冠しているプレミアムバーボンが「イーグル・レア」です。
完熟バナナとハニートースト。やや焚火のような焦がした香りも感じる一本。
「イーグル・レア 10年」は、バーボンの中では熟成年数が長め。
リリース当初、同じく長い熟成年数を誇っている大人気バーボン「ワイルドターキー」の対抗馬として製造されていたそうです。
バッファロートレース蒸留所で造られているバーボンウイスキーで、同蒸留所で生産されているウイスキーの中でも「ロウ・ライ・マッシュ」と呼ばれるライ麦比率の少ないレシピで造られています。
その分、コーンの比率が高いので甘めの味わいとなっています!!
カンザス・クリーンディスティルド
香り | 4 |
味わい | 4 |
余韻 | 3 |
使いやすさ | 5 |
総合 | 4 |
アメリカンウイスキーというと「バーボン」のイメージが強いと思います。
その次に「テネシーウイスキー」「ライウイスキー」…などなど。
ただこういった透明なウイスキーである「スピリッツウイスキー」ってジャンルはなかなか珍しいのではないでしょうか??
「カンザス・クリーンディスティルド」はウォッカ用の蒸留塔で蒸留されたスピリッツとバーボンウイスキーをブレンドした、バーボンともライウイスキーともいえない「スピリッツウイスキー」です。
このウイスキーの原料はアメリカの高原で育った冬小麦だそう。
口当たりがかなりまろやかで、クセのない味わい。そしてカスタードクリームのような甘―いニュアンスが特徴。
ウイスキーが苦手な人でも、ウイスキーの甘い香りや味わいが楽しめて、
ウイスキーを飲み慣れている人には、ウォッカのように楽しめるユニークなウイスキーです。
ジャパニーズ
正直、今ジャパニーズウイスキーで4000円台の絶品ウイスキーは難しいです。
このウイスキーはうまい!!って思っていても、ちょっと前だったら2000~3500円ぐらいで買えたのにな~って気持ちも……
価格変動の特に大きいのが今のジャパニーズウイスキー。
美味しいのは多いですが、なかなか価格帯固定ではおすすめしにくいのも事実です。
富士山麓 シグニチャーブレンド
香り | 3.5 |
味わい | 4 |
余韻 | 4 |
使いやすさ | 4.5 |
総合 | 4 |
キリン、シーバスブラザーズ、シーグラム社が集結してできた蒸留所「富士御殿場蒸留所」。
この蒸留所の傑作シリーズといえば「富士山麓」。
「富士山麓 樽熟50度」は多くのファンを持ちながら惜しまれつつも終売となってしまったウイスキーです。
その上位版、プレミアム・ノンエイジウイスキーとしてリリースされたのが「富士山麓 シグニチャーブレンド」。
バニラや深いはちみつや黒糖の甘い香り。
芳醇でまろやかな舌触り。
複層的で、円熟感のある味わいが特徴。
原酒の持っている香味成分を最大限に引き出したウイスキーです!!
マルスウイスキー 越百(こすも)
香り | 4 |
味わい | 5 |
余韻 | 4 |
使いやすさ | 4 |
総合 | 4.5 |
清らかな水と豊かな自然がある、日本アルプス山系“駒ヶ岳”にあるマルス信州蒸留所。
静寂の中にたたずむこの蒸留所からリリースされている異なるタイプのモルトウイスキーをブレンドしたモルトウイスキーが「マルスウイスキー 越百」です。
キャラメルやはちみつの甘い味わいに、スモーキーフレーバー。そして果物の香り。
まろやかで優しい余韻が特徴。
ブレンド名の「越百」とは中央アルプスにある山の一つ「越百山」から名付けられているそう。
越百山と宇宙を連想させる「コスモ」をかけたイメージで、黒いラベルを採用しているそうです。
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか?
正直、4000円台のウイスキーって結構うまいものが多い!!
今回紹介していないものでも、絶品ウイスキーはたくさんあります。
ただ、4000円台はまだご購入しやすい金額かなと思います。
ぜひまだ見ぬ「絶品ウイスキー」を求めて、いろいろなウイスキー試してみてはいかがでしょうか!
それでは良いウイスキーライフを!!
また次回もよろしくお願いいたします!!