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バランタインのように長く愛されるブロガーになりたいウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
今回は「バランタイン」について!!
バランタインは、スコッチブレンデッドウイスキーを代表する銘柄!!
繊細なバランスと調和のとれた華やかな香りが特徴です!
今回は、このバランタインのストーリーや製法、特徴を見ていこうと思います!!
バランタインについて
バランタインはスコッチウイスキーの代表格です。
調和のとれた華やかな香りとエレガントで洗練された味わいがウイスキー通を唸らせ続けています。
特に17年ものは“The Scotch” と称されるほど。
ウイスキーファンのあこがれでもあり、多くの人を虜にしてきたバランタイン。
そのバランタインには、深い歴史がありました。
スコッチの代表格となるまでのストーリー
1827年バランタインの創業者ジョージ・バランタインは13歳で奉公修行に。
5年後、18歳の時に食品と酒と取り扱う小さな小さな食料品店を開きます。
ちょうどこの時、ウイスキーは酒税法改正後どんどん政府公認蒸留所が増えてきていたころでした。
ジョージの店はサービスと品質の良さに定評がありました。
上流階級や貴族へのサービスが得意だったジョージ。
上流階級の方々が求める「お酒」というのも理解していたんでしょうね。
ジョージの店は大繁盛していきます。
1853年、アンドリュー・アッシャーがブレンデッドウイスキーを製造。
実は、ジョージとアンドリュー・アッシャーは友人関係だったそうです。
彼からブレンデッドウイスキーの成功談と苦心談を聞いたジョージ。
自分自身もモルトウイスキーとグレーンウイスキーに深い関心を持ち、ブレンド技術を磨き始めます。
ほかのウイスキー商の中でも、ブレンドはトレンドとなっていました。
この時代に今を代表するブレンデッドウイスキーたちが誕生し始めます。
元々高品質なウイスキーをかぎ分けられるジョージは、ブレンダーに向いていたのかもしれません。
知識と経験をどんどん深めていき、ジョージのブレンドしたウイスキーは徐々に広まっていきます。
1869年、上流階級の人々がブレンデッドウイスキーに殺到していた時代。
ついにジョージはウイスキーのブレンドに専念すべく、店を長男のアーチボルトに託します。
そしてグラスゴーに移り住んだジョージは独自のブレンデッドウイスキーの完成を目指します。
これが「The Sotch」と呼ばれるバランタイン17年の礎となったようです。
1895年、ジョージから息子のジョージ2世に事業が引き継がれます。
その時ちょうどグラスゴーを訪れていたヴィクトリア女王から王室御用達の称号と授与されます。
これによりバランタインの名声はさらに広まっていきました!
1910年にバランタインのスタンダードベストセラー商品、バランタイン・ファイネストが発売。
バランタイン社の主要な輸出商品となります。
その後このバランタインは欧州で人気となっていきます。
そしてヴィンテージの古い・希少価値の高いバランタインは、中国・日本・韓国などのアジア圏の免税店で飛ぶように売れました。
この時、「アジア市場で最も売れているプレミアムブランド」という肩書を得ています。
当時まだバランタイン社は家族経営でしたが、
国内外の更なる進出を目指し会社をほかの同業者(マッキンレー商会)に譲渡します。
1936年ハイラムウォーカー社が買収。
1937年、ジョージのブレンド技術をもとにバランタイン17年が誕生します。
バランタイン17年の滑らかで優美な味わいが大人気となり、少ないリリースながら口コミで人気を博していきます。
この17年のキーモルトとなった7つのモルトウイスキーは、
「バランタインの魔法の7柱」 と呼ばれるようになりました。
1938年、バランタインはブレンデッドに必要なグレーン蒸留所を建設。
この工事費は現在の貨幣価値で700億円を超えていたそうです。
建物も壊されてしまいました……
一人のビジネスマンのお土産からサラリーマンの憧れのお酒へ
1950年代、この時日本は高度成長期でした。
とある日本人のビジネスマンが英国に訪れ、バランタイン17年の味に感動します。
お土産として日本に持ち帰ったところ、どんどん人気となっていきます。
バランタイン17年が日本で人気となっていることを知り、日本への出荷が決定。
ちょうど決定した年は、エリザベス女王の戴冠式の時でした。
英国に関心が高まり、英国ブームとなっていたのも後押しとなります。
こうして日本で17年は「サラリーマンの憧れのお酒」となっていったそうです。
バランタインのキーモルト
バランタインは多彩なモルト原酒が使われています。
その数なんと40~50種類といわれています。
その中核となるのが……
です。
バランタイン自慢のロゴ
バランタインのロゴ、紋章にはラテン語で「全人類の友」と書かれています。
その上にはスコットランドの国花「アザミの花」が生え、両脇には白馬がスコットランドの国旗。
そして中央の縦にはウイスキー造りのシンボル大麦、仕込み水(川)、ポットスチル、樽が描かれています。
この紋章は1938年、
ちょうどグレーンウイスキー蒸留所を建設した年にスコットランド紋章局長官から認可状が交付されたものだそう。
それからずっとバランタインのシンボルとなっているそうです。
ラインナップ
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最後まで今回の記事を読んでいただきありがとうございます。
また次回もよろしくお願いします!!
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コメント
コメント一覧 (7件)
バランタイン、父が絶賛するウイスキーでした(〃ω〃)
やはり17年が一番だったみたいで、その上の20年モノ以上は、素人には美味しくないとまで言ってましたね。
ただウイスキーだけじゃなく、日本酒でもでもグレードで味が変化しますね(*_*)
一回、友達の結婚式でバランタインが飲も放題で、こりゃすごい、何本かカラにしてやるかと思ったら、一番下のグレードだったようで、逆に17年しか知らなかった自分は、うーん、なんか違うな(‘ω’)ってなりました
id:okatruckさん>コメントありがとうございます
17年の味で親しんでいるファンダーズはちょっと若いというか荒々しいかもしれないですね。
今後ともよろしくお願いします
id:plumfield01 さん>コメントありがとうございます。
またウイスキーライブラリーへ行った時の参考にしていただけたらありがたいです。
id:aika_investment さん>コメントありがとうございます。ウイスキーは楽しいです!
今後ともよろしくお願いいたします
id:kumimamakunさん>コメントありがとうございます!
それが一番のウイスキーの楽しみ方だと思っております!
ウイスキーは楽しいものですから!
id:hukunekoxさん>コメントありがとうございます。スーパーでも手軽に手に入るウイスキーなのに女王からのお墨付きを貰ってるという。。
是非飲んでみてください!
id:sekitoba1007さん >いつもコメントありがとうございます!日常普通に楽しんでいるウイスキーにもふかーいストーリーがいろいろとありますね!
今後ともよろしくお願いいたします!