製品紹介
「一人でも多くの人に、おいしいウイスキーを飲んでほしい」
日本ウイスキーの父、竹鶴政孝のそんな願いがこめられ誕生したウイスキー。
「Hi NIKKA」の「Hi」は、1964年当時流行していたオーディオ用語の「Hi-Fi」から取られているそうです
「Hi-Fi」とは「原音や原画を忠実に再現」という意味だとか。
これをウイスキーにあてはめ、
「高品質なものカジュアルに」をコンセプトに「Hi NIKKA」は作られたそうです。
「時代が変わっても、ウイスキーを手軽に楽しんでほしい。」
そんなメッセージが飲んだ方に伝わるようなウイスキーではないかなと思います。
このウイスキーは晩年の竹鶴も愛飲していたそうで、ハイニッカの水割りが特に好きだったそうです。
ただこの「Hi NIKKA」は世界基準では「ウイスキー」と名乗ることができません。
それはアルコール度数が大きく関係しています。
「Hi NIKKA」のアルコール度数は39%。
世界基準ウイスキーの最低のアルコール度数は40%。
この1%の差が大きいのです。
なぜハイニッカが40%ではないのかというと、税率の面が大きいと思います。
高品質、低価格を目指すためには税率を下げた方が、原価にお金をかけられますよね。
日本の酒税法では、37%までは一律同税率。
そこから1%ずつ税が加算されていくようになっています。
多分ですが、37%で原材料「スピリッツ」なしでは、ウイスキーとしても厚みが足りないのではないかと思います。
ただ原料に「スピリッツ」を使うとどうしても荒々しさと雑さが出ます。
そこでちょうどいいバランスが39%なのかなと思います。
もちろん推測なので、正しい理由は定かではないです。
ただこういったアルコール度数を考察してみると、日本ウイスキーの闇を少し感じますね。。
アルコール度数
39%
熟成年数
NA
色
麦色ぐらいかな。と思います。いい色合いですね!!
アロマ
オレンジとややスモークの香りにアルコールの刺激臭。
骨格のある穀物の香りにややブラウンシュガーと華やかなアロマ。
評価
78/100
コメント
親しみやすい甘みと優しい舌触りから、一気にアルコールの刺激とブレンデッド独特の穀物フレーバー。
それが少し落ち着くとスモーキーさとフルーティさ、甘みが出てくる。
全体的にはライトで樽のニュアンスも控えめ。
黒糖やカラメルのニュアンスも感じつつ、ややスモーキーな余韻が残る。
正直若い。
ただ若さが悪目立ちしていない。
お値段的にも日ごろの晩酌にはちょうどいいウイスキーだと思う。
少量加水するとかなり柔らかくバニラやスモーク、甘い香りなど一気に開く。
口当たりも柔らかくなり飲みやすい。
個人的には加水後の方が好み。
ストレートだとやや荒さが目立ちます。
ただ加水や水割り、ハイボールなどで本領発揮するウイスキーかなと思います。
もちろんストレートでも、1000円代の中ではかなり美味しい方のウイスキー!
ぜひおうち常備にご購入してみてはいかがでしょうか??
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか。
面白かった、ためになったと思っていただけたら嬉しいです。
また次回もよろしくお願いいたします。
それでは『酔いウイスキーライフ』を!!!
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コメント
コメント一覧 (3件)
id:Zeek-Goe さん>コメントありがとうございます!!
ハイニッカいいウイスキーだと思います!!改めてちゃんと飲むとうまさに気づかされますね!!
id:zarugawa さん>コメントありがとうございます!!
実はハイニッカは39%だったんですよね。。
海外ではウイスキーと呼べない微妙なラインです。
id:santa-baking さん>コメントありがとうございます!!
あくまで僕の推測です。
ただ39%の理由ってここかなと思っています!!