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最近ウイスキーの次にラムにはまっているウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
今回は
「レモンハート オリジナル1804 デメラララム」
について
レモンハート オリジナル1804 デメラララム
Lemon hrat Original 1804
製品紹介
デメラララムはガイアナ共和国で作られるラムです。
この国のラムはダイアモンド蒸留所(デメララ ディスティラリー)ですべて生産されています。
この蒸留所の大きなポイントは木製の蒸留器!!!
どうなっているのか不思議に思うかもしれませんが、木桶にポットスチルのヘッドがついた感じの見た目で、間接加熱を行っているそうです。
口当たりよく濃厚な味わいと野性味あるミーティー感が特徴かなと思います。
今回のデメラララム、「レモンハート オリジナル 1804」は18世紀後半からイギリスで砂糖やラムを取り扱っていた貿易商のレモン・ハートが、1804年に自身の名前を冠したラムを製造したことが始まり。
彼は英国海軍にラムを納入する第一号業者に指名されていたそうです。
この当時はガイアナで作られたラムをロンドンで熟成、製造されていました。
のちにカナダで熟成、製造されるようになります。
この時の製造元はハイラムウォーカー蒸留所です。
[sitecard subtitle=ハイラムウォーカー蒸留所とは?? url=https://www.yaffee.work/entry/canadianclub target=_blank]
ここに大きな問題がありました。カナダの税制上1.5%はカナダ産ラムをブレンドしないといけなかったそう。
当時のレモンハートはカナダ産ラムがブレンドされていました。
2010年カナダのモザイク社に製造・販売権が移ってから熟成地もガイアナに移し、カナダラムのブレンドをやめたそうです。
世界的に人気のあるラムで、人気BAR 漫画「BARレモン・ハート」の漫画の名前になるほど日本でも人気・評価の高いラムです。
レモンハート オリジナル1804 デメラララム
Lemon hrat Original 1804
テイスティングレビュー
アルコール度数
40%
熟成年数
NA
アロマ
デーツ、カラメルの香りが前面に来る。少し隠れてミルクティー、チーズ、バター、肉感、などふくよかな厚みなある野生感。そしてややナッツと黒糖が香りの心地よさを演出している。
評価
81/100
コメント
最初のアタックは優しい甘みとどこかミントっぽいような爽やかさがあり、なめらかな口当たり。
のど黒飴みたい。
そこから一気に渋みと若い刺激が来て、カラメルの苦みが余韻として口いっぱいに広がる。
また余韻の中にオフィシャル「エルドラド」にも感じた和牛感?と思う甘みがいる気がする。
2000円代で購入できるお酒の中では断トツで余韻が長い。
のど黒飴から始まってプリンのカラメルが余韻としてしばらくつづく。
加水するとかなりミーティー(肉感)。
和牛の脂身の香りに近付いた気がする。
ただ味わいはただ薄まっている感じ。甘みが一瞬だけしか伸びず、あとは薄まったカラメル。
コスパがよくおすすめのラムです。
意外とハイボールにして甜面醤効いた中華と合わせるのは面白いかも。
後は間違いないのがデザート。
プリンやムースとか洋菓子だけでなく、どら焼きとか羊羹のような和菓子にも合うと思います。
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コメント
コメント一覧 (1件)
木製の蒸留器というだけで興味があります!!
しかし純度75%とは(・_・;
学生時代、スピリタスをオレンジジュースでわってよく飲みましたが(喉がぐぇ〜ってなって、意外に美味しかったんですね)、この歳になるとあんまり強いお酒は受け付けなくなりますね´д` ;