傾いても倒れない往年のファンが多い「オールドパー Old Parr」そのストーリー・ラインナップ・特徴とは?

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ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o

今回のお話は、

「オールドパー」

についてです!!

 

オールドパー」は、上品な甘みのある香りと卓越したバランス感が特徴

日本でも長年愛され続けているスコッチブレンデッドウイスキーです。

今回は、『オールドパー』の特徴、ストーリー、製法を見ていこうと思います!!

目次

オールドパーについて

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オールドパーは、スコットランドで作られているブレンデッドウイスキーの一つ。

ウイスキーの種類とは?

その名前の由来は、世界最長寿といわれている伝説の人物”トーマス・パー”の愛称が由来となっています。

1653年に亡くなった彼は、152年9か月という長寿を全うしました。

 

そんな最長寿の名前を冠したウイスキー。

「最長寿」をウイスキーの熟成になぞられ、自らのウイスキーへの不朽の価値を与え、末永く後世に伝えたいという作り手の願いが込められています。

 

ラベルには、かの有名な画家”ルーベンス”が描いた”トーマス・パー”の肖像画が描かれています。

 

また、オールドパーは1873年、岩倉使節団によって日本に持ち込まれたウイスキーといわれていて、かなり日本にもなじみの深い銘柄となっています。

特に傾いても倒れないボトルデザインが「縁起物」としても小説家や政治家、経営者などから人気の銘柄となっています。

 

オールドパーのストーリー

 

オールドパーの始まりは1871年。

創業者はグリンリース兄弟です。

 

彼らの父親は、スコットランド各地のウイスキーを取り扱うウイスキー販売業者だったそう。

その父親の事業を引き継ぎつつ、当時台頭し始めていた「ブレンデッドウイスキー」に挑戦したのがオールドパーの始まりだといわれています。

 

理想のブレンデッドウイスキーを求め、様々なウイスキーをブレンド。

味を追求していき、やっと生まれた唯一無二のウイスキーを英国史上最長寿といわれているトーマス・パーの愛称「オールドパー」と名付けました。

 

そこには、不朽のウイスキーとして末永く後世に届けていきたいという願いが込められたそうです。

長らくグリンリース家が製造・販売し続けてきましたが、19世紀末にディアジオ者と合併。

 

現在ディアジオ社から販売されています。

 

オールドパーのこだわりの製法

オールドパーは、スコットランドの気候風土がもたらす原酒をブレンドしたブレンデッドウイスキーです。

スコットランドには……

  1. アイラ
  2. スペイサイド
  3. ハイランド
  4. アイランズ
  5. キャンベルタウン
  6. ローランド

の6つの生産区分があります。

それぞれに異なるタイプのモルトウイスキーを作っていて、オールドパーにはそこ異なる特徴のウイスキーがバランスよく使われているのだとか。

 

アイラのスモーキーなウイスキーなをアクセントに、スペイサイドの華やかで滑らかなウイスキーをブレンド。

特にキーモルトに使われている「クラガンモア」は、オールドパーをブレンド後にクラガンモアで使われていた樽で追加熟成させるという製法を採用しているそう。

 

そのなめらかかつ繊細なバランスは多くのウイスキーファンを虜にしています。

オールドパーの定番リリース

 

ハイボールに最適なオールドパー

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オールマイティに楽しめるスタンダードボトル

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熟成感が楽しめるオールドパー

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貴重な原酒を使用したオールドパー

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最後に……

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか?

 

オールドパーは、昔からある銘柄なだけに多くの人が知っている銘ウイスキーだと思います。

やはり改めて飲んでみると、その深い味わいとバランスは後世まで残り続ける銘酒だろうと思わされます。

 

ブレンデッドウイスキーとしては一番リーズナブルなボトル「シルバー」でも少々高めですが、その価値はあるウイスキーではないでしょうか。

 

2000円台でも十分にロックやストレートでも楽しめる一本。

ただ、18年は本当に秀逸なウイスキーです!

 

ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

それでは良いウイスキーライフを!

また次回もよろしくお願いします!

 

 

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この記事を書いた人

香りづけに使用したことからウイスキーにどっぷり嵌ってしまった料理人です。
調理師の仕事をしつつ、ウイスキーと料理の魅力を紹介するためにブログ・メディアを作成。
様々な視点からウイスキーを解説しています。

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