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ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
今回は「ストラスミル 12年 Strathmill 12 years old」のテイスティングレビューです。
『ストラスミル 12年 Strathmill 12 years old』について
華やかさが特徴のスコッチモルトウイスキーの聖地”スペイサイド”にある蒸留所。
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スペイサイド中でもキースという町にあります。
近くにはシーバスリーガルの原酒「ストラスアイラ」、「グレンキース」のある地域。
「ストラスミル」はお隣の「ストラスアイラ」に対抗して創業したといわれています。
1880~90年代に起きたウイスキーブームに誕生した蒸留所で、
1891年に元々あった建物を改築して誕生したのが当時の「ストラスミル」です。
当時は「グレンアイラ・グレンリベット蒸留所」と名乗っていたそう。
このころは「グレンリベット」の成功にあやかろうと多くの蒸留所が「グレンリベット」の名を使っていました。
創業の4年後にジンで有名なギルビー社が買収。
以降、J&Bのキーモルトとなっています。
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UD社時代にリリースされた「花と動物シリーズ」からシングルモルトがリリースされ、
ボトルには愛らしいセキレイが描かれています。
『ストラスミル 12年 Strathmill 12 years old』
テイスティングレビュー
アルコール度数
43%
熟成年数
12年
色
アロマ
バニラとクリーム、はちみつの甘い香りが広がってくる。
シトラスの爽やかさに、
糠に近いちょっとだけクセのある穀物香が深みを感じさせてくれる。
評価
92/100
コメント
驚くほど口当たり滑らかなシングルモルト。
バランスは軽めで甘みも控えめ。
ほのかな酸味があり、渋みはほとんどない。
色や口当たりの軽さから若い印象だが、なめらかで熟成感は感じる。
香りも大きく主張はしないがお淑やかで美しい味わい。
樽のニュアンスは穏やか。
最後にバニラのような甘みを含んだフレーバーが抜けていくが、その抜け方がすーーーっと消えていく感じ。
いつの間にか消えているので、実際には短いが記憶の中で長く残る。ゆっくり味わいたい一杯。
加水すると糠っぽい麦感が強くなる。
そして酸味が足されて口当たりはよりよくなる。
ただ厚みはそのまま残っているのでこれはこれであり!!
改めて飲んでみると、かなりうまいモルトですね!!
軽めで主張は少ないけど、なんだか癒される味わい。
隣にいてほしいモルトウイスキーです!(笑)
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか??
ストラスミルはほんといいウイスキーだなと思います。
やっぱり花と動物シリーズは「食前酒」向きのすっきりとした味わいが多いように感じます。
ただ中でもストラスミルは癒し系な一本。
ゆっくり落ち着きたいときの晩酌にはピッタリかもしれませんね!!
それでは良いウイスキーライフを!
また次回もよろしくお願いします!!
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