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スペイサイドのモルトウイスキーがやっぱり好きなウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
本日は「タムナブーリン ダブルカスク」のテイスティングレビューです!
製品紹介
タムナブーリンは、1966年スコットランドのスペイサイド・リベット地区に創業した蒸留所。
正式名称は「タムナブーリン・グレンリベット蒸留所」といいます。
1824年以降、グレンリベット蒸留所が政府公認となり成功。
それ以来スコットランドでは、多くの蒸留所がその名にあやかろうします。
蒸留所名に「○○・グレンリベット」をつけていた時代がありました。
それが裁判となり、最終的には「グレンリベット」の名をつけることが禁止に!!
ただタムナブーリンは、現在でもリベット川のほとりにあることから「グレンリベット」の名をつけることが許されています。
前身は羊毛の小さな紡績工場でした。
1995年に一度閉鎖となりますが、2007年に再開。
スペイサイドのモルトらしい口当たりよくスムースな味わいが特徴のウイスキーです。
今回のダブルカスクは、アメリカンオーク樽で熟成後、オロロソシェリー樽でフィニッシュをかけたシングルモルト。
熟成年数の表記がない物となっています。
アルコール度数
40%
熟成年数
NA
色
やや濃い味っぽそうな琥珀色
アロマ
チョコレートとバター、焼き菓子の香り。
イチゴやラズベリーのフルーツ感にやや日本酒を思わせる麹の丸いアロマのニュアンス。
そしてクリームやナッツの印象も感じられる。
評価
89/100
コメント
最初口に含んだ時は「あれ?」って思うほど軽やか。
甘いニュアンスの香りはいるけど、舌にそこまで甘みを感じない。
どこかもどかしい印象。。。
甘いニュアンスのフレーバーはそのまま、渋みと熟成感を感じる。
ドライフルーツや味醂のようなシェリー樽独特のニュアンスがしっかりめ。
余韻は値段の割に長い。
そして2口目がかなりうまい!!!
1口目に「あれ?」って思った印象が、2口目には程よくなっている。
しっかり話してみるとめっちゃ面白いやつ。
加水すると甘くなる。
かなりクリーミーでまろやかな舌触りだけど、熟成感と厚みは残っている。
ただシェリー樽のニュアンスよりバニラやバナナに近いバーボン樽のニュアンスが強くなる。
これは二度おいしい!!
やっぱりちゃんと向き合ってみたらめっちゃ面白いやつ。
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます!!
今回のお話いかがだったでしょうか?
かなり香りは複雑なのに、味わいはかなりライトな面白い一本だと思います。
ストレートでも加水後でもおいしいです。
この価格帯の中ではかなりいいモルトウイスキーかなと思います。
ぜひゆっくりと味わってみてください!!
それでは良いウイスキーライフを!!
また次回もよろしくお願いいたします!!
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