ウイスキーのつまみに優秀すぎる!!「チョコレートテリーヌ」の作り方とは??

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本日もお越し頂きありがとうございます。

ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o
 

日常の作った料理を普段僕が楽しんでいるウイスキーと一緒に紹介してくシリーズ。

 

今回の料理は、

目次

『チョコレートテリーヌ』

 

今回は、チョコレートのテリーヌを作ってみました!!

このチョコレートテリーヌがすごくウイスキーに合う!!

なのでご紹介させていただこうと思います!!

テリーヌとは??

 

そもそも「テリーヌ」とはどういう料理なのでしょうか?

まずテリーヌからご紹介していこうと思います。

 

テリーヌとは、フランス語で「容器」という意味。

テリーヌというとひき肉や細かく切った肉などを使い、型に詰めて焼いたり蒸したりする料理が一般的です。

 

ただテリーヌとはそもそも容器に入れて焼いたり蒸したり調理したものを指します。

そのため、なんでもテリーヌと呼ぶことはできるみたいですね!!

 

一つ明確な定義をつけると、どんな食材だろうと型に詰めて蒸し焼きする料理となると思います。

ところが近年、ゼラチンなどを使ってテリーヌ型に入れて固めた料理もテリーヌと呼ばれていることも多く、その定義はあいまいとなっています。

 

今回は、本来のテリーヌの意味に従って、チョコレートを使った生地を容器に入れて蒸し焼きして作ることにしました!

 

基本のチョコレートテリーヌの材料

材料 分量
チョコレート 200g
バター 130g
3個
砂糖 50g
薄力粉 10g

 

チョコレートテリーヌの作り方

 

 

  1. チョコとバターを電子レンジで溶かします。
  2. そこに砂糖を投入!!そして卵を少しずつ投入していきます。
    yaffee
    ここは慎重に、乳化させるように混ぜていきます。
  3. そして振るっておいた薄力粉を投入して、さっくり混ぜます。
  4. 180℃で余熱をしておいたオーブンに大体30分ほど入れます。
    yaffee
    この時天板に水を張ってくだざい。
    すると蒸し焼き状態となって滑らかな仕上がりになります。
  5. オーブンから出したら、粗熱をとって冷蔵庫へ!
    しっかりと冷ましてからカットしたら完成です!!

実食

 

今回作ったチョコレートテリーヌは、オレンジ風味のダークチョコレートテリーヌとココナッツの香りをつけたホワイトチョコテリーヌです。

 

まず蒸し焼きにしたことで、滑らかで深みのある味になっています。

特にダークチョコの方は、滑らかですがしっかりとした食感で香りや味わいも深く濃め!

生チョコのように滑らかですが、香ばしい香りや卵のうまみなどがより深みを演出しています。

またオレンジは皮だけをみじん切りにしてコアントローと一緒に混ぜました。

そのため、ところどころにオレンジの皮の食感が楽しめます!!

 

この食感の違いが面白いです!!

 

ココナッツのホワイトチョコテリーヌの方は、ダークチョコより軽め。

そして食感も滑らかです!

こっちの方は砂糖を使わずに、業務スーパーで購入した「ココナッツコンデンスミルク」を使いました。

テリーヌとして食べるとココナッツの香りはそこまで強くないです。

ただ、コンデンスミルクを使ったのでその分、水分量が多いことが滑らかな食感を生んだ要因だと思います。

 

かなりミルキーで優しさもありつつ、ほのかに香ばしい香りが心地いいです!!

 

『チョコレートテリーヌ』

『グレングラント 10年』

 

華やかなスコッチシングルモルト代表としてグレングラント10年と合わせました!!

グレングラント10年とは??

[afTag id=1278]

グレングラントとは、両チョコレートテリーヌともにすごく合う!!

 

特にホワイトチョコテリーヌの方が合うかなと思います。

グラングラントが持っている華やかなフルーティさがほのかなココナッツフレーバーと合いやすいのかもしれません。

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『チョコレートテリーヌ』

『エドラダワー 10年』

 

我が家にある濃厚なウイスキーの代表としてエドラダワー10年を合わせました。

エドラダワー 10年とは??

[afTag id=1372]

合わせたのはオレンジ風味のダークチョコレートテリーヌの方!!

 

濃厚で深いナッツのようなフレーバーのあるエドラダワー。

このウイスキーと合わせると、まずナッツ、チョコ、オレンジの一体感が楽しめます!!

フレーバーが交わり合い、なんとも言えない余韻の深さ。

 

その一体感を生み出しているのが、チョコレートテリーヌの絶妙な食感だと思います。

滑らかな食感があるからこそ、ウイスキーのフレーバーがうまくなじんでいくのではないでしょうか。

 

『チョコレートテリーヌ』

『エアストン 10年 ランドカスク』

 

我が家にあるスモーキーなウイスキー代表として合わせたのはエアストン ランドカスク10年!!

エアストン ランドカスク 10年とは?

[afTag id=8296]

 

このウイスキーの特徴は、スモーキーフレーバーに振り切っている結果、バランスが悪いところ。

 

ただ、そのバランスの悪さも料理と合わせることで生きることがあります!

そのいい例が今回のチョコレートテリーヌとのペアリングかもしれません!!

 

ウイスキーとテクスチャーが合いやすいので、足りない味やフレーバーを補ってくれることが多いです。

 

 

『チョコレートテリーヌ』

『バスカー アイリッシュウイスキー』

 

バスカー アイリッシュウイスキーとは?

[afTag id=7924]

 

バスカーは、甘みがありつつもすっきりとした味わいが特徴。

 

そういった軽いウイスキーにはやや軽いチョコレートテリーヌの方が合うでしょう。

また香ばしい香りやほのかなココナッツフレーバーがライトなバスカーの後味を華やかかつ深くしてくれます!

 

『チョコレートテリーヌ』

『ジョージディッケル タバスコバレルフィニッシュ』

ジョージディッケル タバスコバレルフィニッシュとは?

[afTag id=8295]

 

バーボンやテネシーウイスキーとチョコレートの相性は抜群です。

こういった特殊なフレーバーのウイスキーとチョコレートテリーヌの組み合わせも悪くないかも。

 

そうもい試してみました。

実は、とあるパティシエが、唐辛子とチョコレートの可能性について力説していて、実際合う要素は結構あることを知りました。

そこで今回は、ジョージディッケルのタバスコカスクとダークチョコテリーヌ合わせることに!!

 

これが合う!!

少し特殊な感じもするけど、唐辛子とカカオの香りが絶妙にマッチ!

チョコレートテリーヌとウイスキー自体も相性がいいのでかなり面白いペアリングになったと思います!!

 

チョコレートテリーヌ、なぜウイスキーに合う??

チョコレートテリーヌの特徴は、滑らかで詰まった食感と焼いたチョコの香ばしい香りが楽しめることだと思います。

そのままのチョコレートの場合、パキッとした硬い食感とカカオの香りが楽しめると思いますが、チョコレートテリーヌにすると大きく食感が変わることとなります。

 

食感・感触のことを「テクスチャー」といいますが、そのテクスチャーが合うかどうかがフードペアリングを考えるうえで重要なポイントです。

 

テクスチャーが合わないといくらフレーバーや味で合うものでもばらばらに感じてしまい合わなくなります。

ただテクスチャーが合うと、少し変わったフレーバーや味にしても合いやすくなります。

 

飲み物と食べ物、お互いのフレーバーが感じるポイントが一致するからだと思います。

チョコレートに話を戻すと、そのままのチョコレートはハッキリ言うと実はウイスキーに合わせにくいです。

 

その理由の一つが、テクスチャーです。

硬く存在感の強いテクスチャーが、ウイスキーのフレーバーを損ねてしまうのです。

ただチョコレート自体はかなりウイスキーに合いやすい素材の一つ。

 

なのでバーなどのチャージとして出てくるチョコレートは、ボンボンショコラにしてあったり、薄いチョコレートだったり、生チョコにしたりとテクスチャーが工夫されています。

 

チョコレートテリーヌもその工夫の一つです。

そのままのチョコレートより滑らかで詰まった食感となることで合いやすくなります。

 

他にもチョコレートは、味わいが強すぎる食材でもあります。

なので少し味わいを調節して、香ばしい香りをつけることで驚くほど合いやすくなるのです。

 

チョコレート単体よりもウイスキーに合いやすい、チョコレートテリーヌ!

よかったらご自宅で試してみてください!!

最後に……

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか??

 

チョコレートテリーヌは簡単に作れるデザートだと思います。

正直難しいテクニックなどはありません。

 

またシンプルな分チョコレートにこだわってみたり、フレーバーを足してみたりすることで楽しみ方が増えると思います。

 

ぜひご家庭で楽しんでみてはいかがでしょうか??

 

 

 

 

今後もいろんなペアリング試していこうと思います!!

それでは良いウイスキーライフを!!

また次回もよろしくお願いします!

 

 

 


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この記事を書いた人

香りづけに使用したことからウイスキーにどっぷり嵌ってしまった料理人です。
調理師の仕事をしつつ、ウイスキーと料理の魅力を紹介するためにブログ・メディアを作成。
様々な視点からウイスキーを解説しています。

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