甘くない!淡麗ドライ~芳醇ドライまで厳選したおすすめの辛口ウイスキー

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辛口のウイスキー銘柄について知りたい!

甘みを感じるウイスキーについて以前おすすめを紹介させていただきましたが、まれに辛口のウイスキーについて聞かれることがあります。

ところがウイスキーにはわかりやすい辛口の銘柄が少なく、ビールやワイン、日本酒のように辛口の銘柄を紹介することが難しいです。

なぜウイスキーで辛口を紹介することが難しいのでしょうか。

その疑問に触れつつ、私がおすすめする辛口の銘柄について解説していこうと思います。

目次

辛口のウイスキーとは?

基本、アルコール飲料の「辛口」は甘くない・糖分が少ないものを指します。

とうがらしや胡椒などの刺激的な辛さ(Hot)ではなく、甘くない(Dry)です。

ところが、ウイスキーで明確にドライな銘柄は難しいです。

ビールやワイン、日本酒など醸造酒には糖分が含まれてますが、ウイスキーにはほとんど糖分が含まれていません。

ウイスキーの甘みは、香りによって甘いと錯覚していることが多いので、飲みなれるまでわからないこともあります。

人によってはアルコールしか感じられず、ドライな印象を持つでしょう。

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バニラ香や樽香、フルーティな香りから甘みを感じますが、飲みなれるまでわからなかった銘柄も多数あります。

またウイスキーの場合は、糖分が少ない=ドライ(辛口)だけでなく、スパイス香や潮っぽさを辛口ととらえることもあります。

人によって辛口の基準が変わってきてしまうのです。

ところが、その辛口の基準も大きく3つにわけることができると思います。

ウイスキーの辛口 3つのタイプ
  1. ドライ・淡麗辛口
  2. 刺激のある
  3. 芳醇辛口

今回は、この3タイプから辛口ウイスキーを紹介していこうと思います。

厳選した辛口ウイスキー

ドライ・淡麗辛口

『ドライ・淡麗辛口』=甘みの少なくキレのある味わいで、ビールやワイン、日本酒などと同じような基準です。

ウイスキーの中では珍しい存在ですが、熟成年数が短くて樽のニュアンスが少ないものグレーンウイスキーに多い傾向があります。

例えば、グレーン比率の高く熟成年数の短いモルト原酒を使っているブレンデッドウイスキーは甘味が少なくキレが良くなりやすいです。

ホワイトオークあかし

淡麗辛口のウイスキーで最もおすすめしたいボトルが「ホワイトオークあかし」です。

熟成年数の記載がないノンエイジでスコッチタイプのブレンデッドウイスキーで、あかしの中では一番リーズナブルなボトルとなっています。

若い印象はありますが、華やかな香りとドライでキレのある余韻が特徴

ハイボールにしても辛口な味わいを楽しめるでしょう。

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ブレンデッドウイスキーの中では、特にドライなフレーバーが楽しめるウイスキー

ハイボールにするとキレの良さが特に楽しめます。

刺激のある辛口ウイスキー

ウイスキーには、『潮っぽいピリピリとした刺激』を感じる銘柄があります。

特に海沿いのスコッチモルトウイスキーに多いです。

ピリピリとした刺激のある味わい・潮っぽさが辛口と感じることもあるでしょう。

他にも、ライウイスキーのようにスパイシーな刺激のある香りは辛口を連想させることもあります。

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ドライな辛口より「ホット」な辛いに近い銘柄もあります

タリスカー10年

潮感を感じる銘柄として有名なスコッチシングルモルトです。

生ガキのような磯の香りにシトラスと力強いスモークが特徴。

余韻で感じるピリピリとした刺激は、辛口を連想させることでしょう。

タリスカーのハイボールにペッパーを入れたアレンジがおすすめです。

ウッドフォードリザーブ ライ

ウッドフォードリザーブ ライはライ麦を53%使用したライウイスキーで、芳醇さと力強いスパイシーさが特徴です。

飲み方を選ばず、ストレートでは甘い香りとともに力強いスパイシーさが楽しめますが、ロックにすると甘みが弱くなりドライでスパイシーな味わいが楽しめます。

より辛口の味わいが楽しみたい場合は、ロックがおすすめです。

ジョージディッケル タバスコバレル

タバスコの樽で追加熟成をした珍しいウイスキー

正式にはウイスキーと呼ぶことができないですが、フレーバードウイスキーと呼ばれるリキュール一種です。

しっかりとタバスコの香りと辛みを感じますが、ハニーやメープルのような甘い味わいが見事に調和しバランスのいい味わいを楽しませてくれます。

特にハイボールがおすすめです。

芳醇辛口なウイスキー

ウイスキーの中にも、口当たりがよく深くしっかりとしたコクがありながら、辛口な「芳醇辛口・濃醇辛口」というものもあります。

特に、シェリー樽熟成の中でもオロロソシェリーという辛口シェリー酒の樽で熟成させたウイスキーが、「濃醇辛口」となりやすい

アブダクテッド

若く荒々しさは感じますが、シェリー樽のニュアンスがしっかりと現れたウイスキーです!!

だからこそ濃醇辛口な味わいが楽しめるかなと思います。

最後に……

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか。

辛口のウイスキーって探してみると意外と難しいですが、ドライな分料理と合いやすいかなと思います。

特にハイボールにすると食中酒にオススメなものが多いです!!

ぜひお食事中に辛口ウイスキーハイボール試してみてはいかがでしょうか??

それでは良いウイスキーライフを!!

また次回もよろしくお願いします。

※ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。妊娠中や授乳期の飲酒はやめましょう。お酒は楽しく適量で。

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この記事を書いた人

香りづけに使用したことからウイスキーにどっぷり嵌ってしまった料理人です。
調理師の仕事をしつつ、ウイスキーと料理の魅力を紹介するためにブログ・メディアを作成。
様々な視点からウイスキーを解説しています。

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