本日もお越し頂きありがとうございます
冬といえば牡蠣が食べたくなるウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
本日は、僕が日ごろ楽しんでいるウイスキーと料理のご紹介です!!
本日の料理は……
『ディル薫る牡蠣のオイル漬け クロテットクリームのせ』
材料
牡蠣(加熱調理用) 1p
牛乳 300g程度
塩 9g程度
醤油 小さじ0.5
オイスターソース 小さじ0.5
オリーブオイル 適量
ディル 2本ほど
スパイス(今回は胡椒、唐辛子、ジュニパーベリー) 適量
クロテットクリーム 適量
素材のポイント
加熱調理用の牡蠣と生食用の牡蠣の違いって何??
もし、牡蠣を火入れして使う場合、『加熱調理用』のものを買った方がいいです!!
牡蠣は『生食用』の方が、鮮度がよく味もおいしいと思われがち。
ところが!!
実は『加熱調理用』の方が、抜群に味が濃くて美味しいです!
加熱調理用と生食用は、鮮度は大きな差がないそう。
つまり、同じ日に採れたものでも加熱調理用と生食用に分かれます。
それではどういった差があるかというと、
実は、生食用は保健所が指定した海域で採れたまたは養殖されたもの。
対して、加熱調理用は、保健所が指定した海域以外で採れたものです。
牡蠣は、1日に300ℓ程度の海水を吸い込んで養分やプランクトンを吸収しています。
保健所の指定した海域は、沖合などの水質のきれいなところ。
しかしその分養分やプランクトン量は少なくなってしまいます。
対して、加熱調理用の牡蠣は、河川や山からの養分やプランクトンが豊富な近海の海域で採れることが多いそう。
そのため、断然に味わいが濃くなります。
生で食べるには「怖い」という面がありますが、加熱調理するなら断然に加熱調理用の牡蠣の方が『美味い』です。
クロテットクリームとは?
クロテットクリームとは、イングランド発祥の乳製品です。
要は、バターと生クリームの中間といった状態のもの。
バターよりなめらかで水分量も多いですが、生クリームを泡立てたのもよりコクのあるクリーム。
よくスコーンにつけて食べることが多いですが、今回は牡蠣と合わせてみました!!
作り方
まず牡蠣を下処理します。
一度軽く水で洗ってから、牛乳(3%の塩を入れた)に一晩つけます。
一晩漬けた牡蠣をざるに挙げ、沸騰したお湯に投入。
お湯が再び沸くまでゆでます。
再び沸騰したらざるに挙げて、フライパンで炒めます。
この時に醤油、オイスターソースを投入。
調味料による香ばしい香りを付けたら、オリーブオイル・ディル・スパイスの入った袋に入れて、一晩寝かせます。
最後に盛り付けたら完成!!
実食!
それでは、いただきます!!
牡蠣自体は小粒ですが、かなりしっかりとしたうまみ!!
そしてクリーミーかつ広がる磯の香り!
ふっくらとしていて、普通の牡蠣のオイル漬けより柔らかくジューシーです!!
缶詰の牡蠣のオイル漬けだと濃縮したうまみが特徴ですが、
ジューシー感とうまみそしてクリーミーな味わいを引き出せるのがこの作り方の特徴です!!
そしてクロテットクリームがよりコクとクリーミーさを感じさせ、ディルの香りが爽やかにまとめてくれます!!
これは、つまみに最適!!
合わせたウイスキー
今回はシナモン入りのボウモア12年のお湯割にしました!!
優しくなったフルーティさとスモーキーさが牡蠣のうまみを包み込んでよく合う!!
正直ストレートより合います!!
多分オイルが温度によってなめらかになるので、その甘みや香りが引き立つのだと思います!
作り方は、
70℃ぐらいのお湯:ボウモア=2:1ぐらいの割合で割るだけ!!
先にお湯を入れてからボウモアを入れるとより香りがよくなります!!
ぜひよかったら試してみてください!!
ボウモア12年
ジャンル | シングルモルト |
---|---|
生産国 | スコットランド・アイラ |
アルコール度数 | 40% |
樽 | ‐ |
熟成年数 | 12年 |
1779年創業でアイラ島最古の蒸留所であり、「アイラモルトの女王」とも呼ばれているボウモア。
ドライなスモーキーさとベリー系のフルーティな香り、ソルティな余韻が特徴。
熟成庫が海に面しており、潮風を含みながら熟成された原酒が一部使用されています。
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか?
牡蠣とウイスキーはよく合う!!
ですが、ウイスキーのお湯割りと牡蠣という組み合わせってやったことない人多いのではないでしょうか??
かなり合いますし、寒い日にはほっとりと温まります。
心を癒すペアリング。
晩酌にいかがでしょうか??
コメント
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