『ロイヤルブラックラ 12年(旧ラベル)』テイスティングレビュー

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本日もお越し頂きありがとうございます。

たまにはリッチな気分を味わいたいウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o

本日は高級感漂うリッチなウイスキー『ロイヤルブラックラ 12年 Royal Brackla 12 years old』テイスティングレビューです!

目次

『ロイヤルブラックラ 12年(旧ラベル)』について

1812年創業と歴史のある蒸留所。

古くからリゾート地として知られていたスコットランド・ハイランドの中心地ネアン。

この町から南に1.5㎞程のところに、ロイヤルブラックラ蒸留所はあります。

伝統的な製法に忠実で、1stフィルのシェリー樽でフィニッシュさせるのが特徴

1833年に時の英国王ウィリアム4世からウイスキー蒸留所として初めての「英国王室御用達(ロイヤルワラント)」を授かりました。

そのため「王のためのウイスキー」と呼ばれています。

また、「ロイヤル」の名を冠することのできる蒸留所

「ロイヤル」の名をつけている現存するスコッチウイスキー蒸留所は、「ロイヤルブラックラ」の他に「ロイヤルロッホナガ―」のみです。

現在シングルモルト用以外は、「デュワーズ」のキーモルトとしても有名。

特にデュワーズの最高傑作『デュワーズ25年』は、

ロイヤルブラックラの比率が高く、ブレンド後の追加熟成もロイヤルブラックラの樽で行われています

歴史、見た目からも高級感漂うシングルモルトウイスキー。

今回はこのウイスキーのテイスティングを行っていこうと思います!!

『ロイヤルブラックラ 12年 Royal Brackla 12 years old』
テイスティングレビュー

熟成年数

12年

魅惑的な黄金色

アロマ

レーズン、バニラそしてクルミのニュアンス

アロマだけでもかなり芳醇で、熟成感を感じる。

奥の方にはちみつや黒蜜、シリアルの甘さとシナモンとペッパーのスパイス感のある香り

評価

89/100

コメント

口に含んだ瞬間、クルミに近いナッツ感とバニラレーズン、そしてやや甘みを含んだ苦味を感じる

程よく酸味と渋みがあり、甘みは上品。熟成感も強すぎくなく弱くない。

ただシェリー樽熟成の小豆っぽいニュアンスがよく表れている。

チョコレートのビターな印象もあるが、後味には甘みと渋みのある餡子のような印象が強く残る

バランスがいいけど、複雑。

余韻も長く、まったりと楽しませてくれるウイスキー。

加水するとファーストコンタクトの甘味とやさしさが増す。

ただそのあとからすぐに苦みや渋み・酸味が出てきてより味わいの深みが増す

余韻は、依然アンコ感ある印象だが、加水後はバニラフレーバーも混ざって心地いい。

そして若干ほうじ茶のようなニュアンスも残る。

最後に……

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回のお話いかがだったでしょうか?

このウイスキー個人的には後味がめっちゃ餡子。(笑)

練り羊羹とかと合わせたらさらにリッチな気分を味わえるのかな~と思っています。

他にもチョコ系のフレーバーとも合いそうだから、甘い食べ物とのペアリングがいい気がします。

何か創作意欲を沸かせるウイスキー!!

多分近々なにか作ると思います(笑)

そんなことを思いながら、今日もウイスキーを楽しませていただこうと思います!

それでは良いウイスキーライフを!!

また次回もよろしくお願いいたします!!


 
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この記事を書いた人

香りづけに使用したことからウイスキーにどっぷり嵌ってしまった料理人です。
調理師の仕事をしつつ、ウイスキーと料理の魅力を紹介するためにブログ・メディアを作成。
様々な視点からウイスキーを解説しています。

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