本日もお越し頂きありがとうございます。
ウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。
本日は『三郎丸スモーキーハイボール』のレビューです。
『三郎丸スモーキーハイボール』について
日本初のスモーキーハイボール缶として開発された「ハリークレインズ クラフトハイボール」がリニューアルされ再発売となった「三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール」。
三郎丸蒸留所は、老舗酒造メーカー”若鶴酒造株式会社”が所有している、2017年富山にできたウイスキー蒸留所です。
伝統的なウイスキー造りを踏襲しつつ、革新的な試みもしている蒸留所で、世界初の鋳造製ポットスチル「ZEMON(ゼモン)」は日本だけでなく、世界中から注目されることとなりました。
今回の「三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール」には、その「ZEMON」で蒸留された原酒が使われているそう……。
通常ハイボール缶は糖質や着色料・香料などが使われることが多いですが、「三郎丸スモーキーハイボール」は糖質・着色料・香料の添加していません。
ウイスキーとソーダのみで作られています。
三郎丸蒸留所の原酒とスコッチウイスキーなどの輸入原酒をブレンドしているそうです。
その味わいについて、僕なりにテイスティングレビューしていこうと思います。
『三郎丸スモーキーハイボール』レビュー
アルコール度数 | 9% |
---|---|
ボトル容量 | 355ml |
価格帯 | 300円程度 |
おすすめ度 | 80/100 |
色
着色料が入ってないからでしょうか、ほとんど色はついていません。
もともと若い原酒が使われているのもあると思いますが、透明度が高いです。
コメント
スモーキーさとシリアルのような穀物香。
優しいバニラ香も感じます。
口当たりはやわらかく、少しクリーミーさを感じるぐらいまろやかです。
栗のような厚みのある味わいから、深く長いスモーキーフレーバーが楽しめます。
実際ハイボール缶では香料の味・香りが強く出てしまいがちですが、一切感じません。
むしろウイスキーと炭酸水のしっかりとした一体感があります。
こんな料理と合わせました
これだけスモーキーなハイボールならやっぱりステーキが合う!
ちょうどクリスマスだったこともあり、いい肉を入手してステーキと「三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール」を合わせました。
黒毛和牛のステーキ(特売のww)を家にあった手ごろの付け合わせの野菜とともにロースト。
山わさびのソースをかけて、ハイボールと……
これには、僕も妻も大絶賛でした!
まず、肉のうまみとしっかりとしたスモーキーさがいい!
そしてハイボール缶だからこその強い炭酸が、肉のしつこい脂っぽさを流してくれます。
ハイボールを作る手間のなく、「プシュッ」と開けるだけ。
食中に飲む一杯には特にいいですね!
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか??
僕は、あまり缶ハイボールのご紹介はしてきていません。
それは、感動できるほどおいしい缶ハイボールに出会ったことがなかったからです。
ただ、今回レビューした「三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール」が優秀すぎました!
缶ハイボールというとわざとらしいレモンの香りやウイスキーにはない不自然な甘味をひろってしまうことが多く、苦手でした。
「三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール」にはそれが一切ありません!
その場で作ったハイボールと大差ないどころか、炭酸がしっかりと残りやすいのでよりうまいかも……(笑)。
缶を開けるだけでこんなハイボールが飲めるなら、よりハイボールが身近に楽しくなっちゃいますね!
一本300円程度とクラフトビールレベルの価格帯なので、少し高いと思ってしまうと思います。
ただ、三郎丸のシングルモルトや若鶴酒造のブレンデッドモルト製品を見ると、お試しで買ってみるのもいいのではないでしょうか?
合わせて読みたい⇨【テイスティングレビュー】若鶴酒造 十年明 ワインカスクフィニッシュ
それでは良いウイスキーライフを!!
また次回もよろしくお願いします!!
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