本日もお越し頂きありがとうございます。
ウイスキーの苦手意識を少しでも減らしたいウイスキーを愛する料理人Yaffeeです。 (@TW0GPYU3yMS7N3o)
本日のテーマは「ウイスキーの味が苦手な方へ、ウイスキーの苦手意識をなくす方法」について
「ウイスキーが苦手だけど、飲めるようになりたい。」
といった相談を何回かされたことがあります。
こういったご相談を頂けるのは大変ありがたいことです。
ただ、その情報だけではウイスキーのどういったところが苦手なのかわかりません。
そこで訪ねてみると、
- 「アルコール感が強すぎるところ」
- 「昔飲んだウイスキーで悪酔いした」
- 「罰ゲームなどで飲んで以来、ウイスキー特有の味が苦手」
……
こういった意見をよく聞きます。
つまり、ウイスキーの付き合い方がわからず、無理して飲んで「苦手」というイメージを持ってしまっていることがほとんどです。
とあるウイスキー評論家が、
自分の好きなウイスキーに出会っていないだけだ。」
とおっしゃっていました。
だいぶ豪語していますが、あながち間違いじゃないかなと思っています。
なぜかというと……
一回飲んだウイスキーに対して「苦手意識」を持ってしまい、そのまますべてのウイスキーが苦手となってしまうことが多いからです。
ただ、ウイスキーはかなりの種類があります。
ウイスキーの味わいや香りは、フルーティなものから甘いニュアンスのあるもの、潮感を感じるもの、スモーキーなものなど多彩です。
その中に、自分が好きなフレーバーのウイスキーがあることは多いです。
そして、そのウイスキーに出会ってから一気にウイスキーにハマってしまう人も多く見ています。
つまり、「苦手意識」がウイスキーを遠ざけてしまっているのです!
そこで今回、ウイスキーの「苦手意識」をなくせるようなウイスキーの付き合い方をご紹介していこうと思います。
無理してウイスキーを飲んでほしいわけではないですが、ウイスキーが「苦手」から「好き」になれるようなお手伝いができたら幸いです。
ウイスキーに「苦手意識」を持ってしまう理由
まずは初めに、なぜウイスキーに「苦手意識」を持ってしまうのかを考えてみました!
するとこの3パターンが特に多いかなと思います。
- アルコールが強すぎて飲めない
- 罰ゲームとして一気飲みして以来苦手
- 粗悪なウイスキーを飲んで以来ウイスキー全般が苦手
アルコール感が強すぎて飲めない。
こういった経験から苦手意識を持ってしまう人の中には、
「いいウイスキーほどストレートで飲まなくてはいけない」
という固定概念に駆られている人は多いです。
そして無理してストレートで飲んだ結果、苦手意識を持ってしまうというパターンが多いです。
そういった方には、飲み方を工夫することが大事!
ウイスキーの魅力は、様々な飲み方ができることです。
水割りやハイボール・お湯割りだけでなく、ジンジャーエールやコーラ、トマトジュースなどで割って楽しむのもありです。
またウイスキーを使ったカクテルもたくさんあります。
そういった飲み方から入ってみて、いつの間にかウイスキーが好きになっていることは結構多いです。
ストレートやロック以外の飲み方で飲んでいたら「怒られる」「馬鹿にされる」なんてことはありません。
馬鹿にされたとしたら、その人がおかしいです。
ウイスキーは、様々な飲み方・楽しみ方ができるお酒。
「苦手意識」を持ってしまう前に、飲み方を工夫してみてはいかがでしょうか??
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ウイスキーを罰ゲームで飲んだ経験がある
悲しいことに、ウイスキーを罰ゲームとして一気飲みという風習はまだあります。
ウイスキーに限った話ではないですが、度数の強い蒸留酒は特に罰ゲームに使われやすいです。
そういったことが楽しい人もいるかもしれませんが、それでお酒を嫌いになってしまう人もいます。
もし過去のこういった経験から、ウイスキーに苦手意識を持ってしまったけど、ウイスキーを飲めるようになりたいと思っているとしたら……
まず、ゆっくり味わって飲んでみることが大事です。
ウイスキーは「香りのお酒」といわれています。
5味(甘味、塩味、酸味、苦味、旨味)しか感じられない味覚より、
鼻から入ってくる香り・飲んだ後鼻から抜けるフレーバーなど嗅覚で楽しむお酒という面があります。
こういった香りはゆっくり楽しまないと感じることができません。
ぜひ、ウイスキーをゆっくり味わってみてください!!
また、罰ゲームはお酒を造った生産者を侮辱する行為です。
一気飲みを強要させる行為だけは、絶対にしないでください。
安かろう、悪かろうのウイスキーを飲んでしまった
また、残念ながら「安かろう、悪かろう」のウイスキーはあります。
特に今、安価なジャパニーズウイスキーに多いです。
そういったお酒から「ウイスキー」全般を苦手になってしまう方が増えています。
日本ではウイスキーではなく、「スピリッツ」をブレンドしてもウイスキーと名乗ることができます。
こういった「スピリッツ」が悪酔いさせやすかったり、強い雑味を感じさせたりすることが多いです。
こういったウイスキーからウイスキー全般に苦手意識を持ってしまった方へ
「スピリッツ」の入っていないウイスキーで「安かろう、悪かろう」のお酒より安いものはたくさんあります。
特に今ジャパニーズウイスキーよりスコッチブレンデッドウイスキーの方が、安くて美味しいです。
1000円台で楽しめるウイスキーのおすすめ記事を下に貼っておきます。
ぜひこういったウイスキーを飲んでみてください。
「苦手」から「好き」に変わるかもしれません。
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「ウイスキー特有の味」とは??
ご相談を受けた中で、「ウイスキー特有の味」が苦手という人もいました。
最初は、僕も「ウイスキー特有の味」が苦手と思っていました。
しかし、「うまい」ウイスキーに出会い、
それから様々なウイスキーを飲んでいったら「ウイスキー特有の味」というものが分からなくなりました。
なぜなら、「ウイスキー特有の味」というものはないからです。
ウイスキーの魅力は、
1000種類以上ものフレーバーが楽しめること!!
実は、味で感じるものではなく、香りで楽しむお酒という面が強いです。
また、ウイスキー特有の味と呼ばれ嫌われる味は未熟香のパターンが多いと思います。
やや、硫黄感を含んだえぐみ。
こういった味わいは、若いウイスキーに多いです。
また若いウイスキーは比較的安価なウイスキーによく使われやすいです。
結構、12年熟成のウイスキーを飲んでみたら苦手意識がなくなったという話もよく聞きます。
ウイスキー特有の味に惑わされず、ウイスキーを楽しんでみてください!!
ウイスキー飲み慣れていない方へオススメの銘柄
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無理してウイスキーを飲む必要がない。
ここまでウイスキーを苦手な方へ、苦手意識をなくす方法を書きましたが、最終的には
「無理してウイスキーを飲む必要はありません。」
ウイスキーが飲めるようになるタイミングはいつか来るかもしれないですし、来ないかもしれないです。
ただ無理して飲んでいるうちにより「苦手意識」が強くなってしまうことがあります。
ウイスキー以外にもお酒は多種多様です。
蒸留酒ならラムやテキーラ、ジン、ウォッカもありますし、醸造酒もたくさん種類があります。
お酒は嗜好品。
無理して飲むものでもなければ、無理して飲まなくてはいけないものでもありません。
好きになるときは、そういうタイミングがいつか来ると思います。
僕も元々お酒は嫌いでした。
ただ、ウイスキーに出会い、感動していつの間にかハマっていました。
こういった付き合い方でいいと思っています。
ぜひゆっくりお酒を楽しみましょう!!
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか。
僕自身、もともとお酒が苦手でしたが、飲めるようになりたいと思っていました。
元イタリア料理人でもある僕は、ワインを強要されることは多かったです。
そして飲めるようになろうと無理してワインを飲んだ結果、ワインに対して苦手意識を持ってしまいました。
その苦手意識は、今でもあります。
美味しいとは思うけど、あえて家で飲みたいとは思いません。
ただこういった苦手意識を持ってしまったことを後悔しています。
お酒は、想像しているよりずっと深い世界です。
一つのジャンルだけでも、様々な種類があります。
ぜひ苦手意識をなくせる、または苦手意識を持たないような飲み方、楽しみ方をしていってください。
お酒は無理して飲むものではありません。
楽しむ嗜好品です。
ぜひ、お酒を楽しみましょう!!
それでは良いウイスキーライフを
また次回もよろしくお願いします!!
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